左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

滝川洋二君がツイッターを始めた!

 今日は、ツイッター日。一日ハナコの事務所でPCに向かっていた。


 まず、『日本の科学者』2月号を読んだ。
 特集は21世紀の科学リテラシー
 川勝さん@名城大のTIMMSの小4種しゅ概念の問題、日本のできが最低に近い。→種の初歩的な事を学んでいないから。
 江守さん@国立環境研。温暖化否定派の例が武田邦彦氏。グラフの読み方が意図的に読者に勘違いさせるか的外れ。そういうので温暖化科学は間違いとする人は科学リテラシーが弱い。
 菊池誠さん@阪大。ホメオパシー、薬効成分が1分子も含有せず。プラセボ以上の効果を持たないことは自明。ぼくも同感。


 次に、筑波大附小算数・理科で出している『理数脳をつくる授業』誌(明治図書)4号(2月中旬)に理科の提言2Pを書いて送った。「体験・探検と本物の基礎・基本を」。筑附小は小学校教育界に大きな影響力有りと思うので執筆依頼は素直に嬉しい。


 仕事を少し片付けると考えるのは旅のこと。旅のことを考えると生きられる。
 ツイッターで南の島に行きたいというつぶやき。それに対し、ぼくも、3月は西表島に行く予定。またフィジー、トンガに行きたいな。トンガのババウ島でヨット人の憧れのハーバーを見下ろしながらビールを飲みたい! と応答。
 ジャングル縦断や廃村地域「鹿川」で、ある貝を探そうかな。
 西表の定宿が竹盛旅館。離島に裸生活の長崎さん。彼、姉からの月1万で生活。たまにTV出ているよね。
 

 検定外中学校理科教科書『新しい科学の教科書』(学年別3巻 文一総合出版)の指示もした。
 そしたら滝川洋二君がツイッター参加という。
 若い頃、滝川君が理科教育で活躍するとは思っていなかった。自分もだけど。 RT @samakitakeo: とても若いころ親友の滝川洋二君と日本の理科教育に影響を与える人になろうって言っていたが、ほんの少し波紋を立てたくらいだな。[原稿からの逃避]
 少し滝川君とやりとり。


 それから雑誌『教育』5月号で理科の教育課程について書くかもしれないので、それをツイッターに入れた。
・[小理1]何が問題か?先ず低学年に自然or理科がないのは日本の理科教育の致命的弱点。雑誌『教育』5月号は新教育課程特集のよう。そこで小学校理科をメインに理科6Pを依頼されている。
・「物の重さ」は気体認識とセットでないと…。重さを学習は前進だが。
・自然を科学的総体的に捉えるための基礎基本の知識より操作的な「方法の断片」重視。
・理科は好きだが、役立たないと思う小学生(2003年調査)。新教育課程でも基礎基本の知識をちゃんと教えないから改善しないかも。
・「風やゴムの働き」では、「制御」を学習するという。本来なら低学年で理科遊び・理科ものづくりで十分なはず。
・「粒子」概念は本当にイメージしやすい内容のときだけに。過度の横行は理科嫌いと嘘教えにつながりそう。
・状態変化は相変わらず水。融点沸点を認識の視点にしてもう少しいろいろな物で。
・てこも相変わらずてこ実験器で水平のつりあい。仕事の道具として滑車や斜面なども学習すればよいのに。
・電気の利用で小学校でコンデンサを使うのも疑問。結局キットでその通りやって終わる。
・電気の利用で小学校で太さの違う電熱線で発熱量を比べるのも疑問。結局キットでその通りやって終わる。
・物質の学習では、気体の普遍的性質と個別的性質をきちんと学習させたい。酸素も物という認識がないと燃焼もよくわからない。
・植物で大切なのは栄養分のとり方と種族維持。・植物は、必要な大部分の栄養を光合成によ って自分でつくっている。・植物の花は実や種子をつくる器官であり、種子で子孫を残す。
・動物も昆虫、人の体、動物の誕生だけで、内容バラバラ。動物の世界の多様性が弱すぎる(少なくても脊椎動物位は学習したい)。