左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

27日の福島・科学教室が福島民友で記事に(28日朝刊27面)

 ▽…全国で活躍する理科教員らによる科学教室は27日、福島市三河台小で開かれ、同校の児童ら約70人が実験や工作を通して、科学の不思議を体験した=写真。
 ▽…福島の子どもを元気にしたい−との思いから、法政大の左巻健男教授ら約15人の講師陣が駆け付けた。桜島の火山灰やシラスの観察、薄い発泡スチロールのシートを使った凧作りなど、さまざまなブ
ースが設けられた。
 ▽…タンポポを研究している保谷彰彦さん(東京都)は、セイヨウタンポポカントウタンポポの違いなどを説明し、標本の作り方を伝授。児童は標本を作りながら、科学者に負けない鋭い視点で観察していた。

4月27日(土)10〜12時・福島で科学教室を開催→ http://d.hatena.ne.jp/samakita/20130408/p1
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 元といえば、ぼくがRikaTan委員会MLに
「GWの4月27〜29日のどこかを使って福島でイベントができないかと思いました。
 ・小中学校の理科室を使った子ども向け科学イベント
 ・ふつうの会場を使った大人向け講演会
 会場だけ何とか借りてボランティアでやろうということです。荒木藤夫さん、可能性はありますか?」
 と呼びかけたのが始まりです。福島で何かできないかと思っていたからです。
 荒木藤夫さんは今回の会場校の前校長です。早速、現在の佐久間校長に話をしてくれて、会場(三河台小学校)と日程(27日10〜12時)が決まりました。はじめは大人向けの講演も考えていましたが、子ども向けの科学教室にしぼりました。
 ぼくは「カルメ焼き」をやることにしました。他に「光の万華鏡を作ろう」「風独楽作り」「偏光シート工作」「ミラー工作」「テレビ石」「風船ロケット」「空気の流れで持ち上げよう!」「桜島の火山灰やシラスの観察」「発泡スチロール紙で凧づくり」「たんぽぽの研究」の出し物。講師と手伝いで15人。休日なのに会場校からも何人もの先生方の協力がありました。
 2時間あっという間にたってしまいました。終わりの会では子どもたちが何人もが前へ出てきて感想を言ってくれました。
 実は、参加した子どもたちも元気になったと思いますが、一番元気になったのはこのイベントに馳せ参じたRikaTan委員有志だと思います。遠方からの参加が難しい10時開始ではなかったら、もっともっと講師や手伝いが増えたに違いありません。“RikaTan貧乏”と笑いあいながら人生を豊かに生きようという志向性がRikaTanの仲間にはあるような気がします。