左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

左巻健男の2013年GWの日々

 今年のGWは、4月27-28日は福島。27日に小学校で子どもたちに科学・実験教室。午後は仁田沼ハイキングでカタクリ水芭蕉の大群落を楽しみました。夜は土湯温泉で懇親会。
 福島の科学教室でいろいろ陰で努力してくれたAさん。福島から理科の探検(RikaTan)誌の発送作業に馳せ参じてくれます。「あの世にカネを持っていけないもの」と。俺も職にしがみつかない、カネにこだわらない生き方をしたいと思いましたよ。
 「あの世にカネをもっていけない」…これ現世を生きる当然のことだよね。俺は長生きできないと思うので考えなくては。ちょっと小金が貯まっているのでw。それで「理科の探検(RikaTan)」誌をやっている面があります。


 28日は2年前同時期に放射線を測定しながら回ったところを2年前と同じく「ガーナさん」に案内して貰いました。前回線量が高かった場所は弱まったとはいえ二桁μSvでした。
 帰りは田中さんの車で。途中アクアマリン(水族館)にも寄りました。
 田中さんの車を降りてから3人で新宿思い出横町で餃子や空心菜炒めなどを肴に生中で乾杯しました。


 29日、理科の探検(RikaTan)誌夏号(5/27発売)の「対談:“水商売”にだまされない! 左巻健男/天羽優子」のゲラ校正。プロフィールに付加予定: 「からだによい○○水」とうたう“水商売”が世にあふれています。磁気・電気・鉱物などで処理したり、ある特別なものを加えて処理したという、高価で効果の根拠はない水やその器具が何種類も売られています。そこにはさも科学的な根拠があるかのような科学的装いがなされたりしています。私たちは左巻健男が理科教育の研究者、天羽優子が自然科学の研究者としてこれらのニセ科学に警鐘を鳴らしています。


 29日、文化放送大村正樹のサイエンスキッズ」6月8日放送に出演を引き受けました。5/12収録。「面白くて眠れなくなる地学」PHP http://amzn.to/Sroy4d からの話題。


 30日、ツイッター横国のKさん、東大の佐倉さんとガラパゴスの旅で盛り上がりました。Kさんによると「波が穏やかになる12月から4月がお勧めです。12〜1月前半、3月末から4月は一番過ごしやすいはず。」とのこと。春休みの10日間とか2週間で40万くらいはかかりそう。
 大学で走り回っていました。合間に読んだのは「マンガ 夫婦でゆうゆうマレーシア暮らし」宙出版。3か月のビザでロングステイ。ビザが切れそうになったらタイなどを旅して再入国すればよい。2005年で月6万で十分暮らせるって。


 5月1日、以前東附でぼくのところの実験助手をしてくれたKさんからメール。ずっと数学を教えていたが理科も持つようになったって。理科のほうが面白いって。学研の理科授業完全マニュアルを参考に。最後に「いつか、また左巻先生のガハハの笑い声が聞ければと思います。」
 メールにカルメ焼きの写真が添付されていました。
 1日も大学の辛い仕事に追われました。


 連休明けには原稿を渡す予定の科学系新書。5月2日から4日間集中して執筆予定。今、こんな本が書きたいという願いが実現できるようになりました。どうせなら地道に重版を重ねる本を書きたいと思います。
 左巻健男・田中陵二「よくわかる元素図鑑」PHPの6刷り決定の連絡が来ました。嬉しいです。元素図鑑にはいくつか競争相手があるが地道に普及している感があります。「よくわかる元素図鑑」PHPが6刷り決定で今後も地道に売れていくでしょう。田中陵二さんとのコンビで元素の新書本も出してもいいかなあ。


 5月3日、朝からPHP科学系新書の執筆。全9章のうち最初の3章を書きました。あと3日で書き終えなくては。「面白くて眠れなくなる物理」PHPとの差別化が大変。軽く読めるように書いているので又中途半端とか物足りないっていわれるかな。でもぼくの読者に合わせているつもり。
 執筆生活はからだによくないな。目もしょぼしょぼしてきている。目だけはいいのに!

 5月4日、もう駄目…朝から書いていた原稿、更新しないままで間違えてPCのシャットダウンを押してしまい、なくなってしまいました(泣)。これから思い出しながら書きます。やっと再現!こまめに更新!(少し展開が違った感じにw)


 5月5日、科学系新書PHP、全9章中5章まで終わりました。後4章を今日明日中にできるかな。考え込んでしまうと執筆のスピードが落ちます。一番気にしているのは「面白くて眠れなくなる物理」との差別化。科学系新書9章中、6章の半分まで来ました。


 5月6日、明日は大学でやる仕事があるから今日中に6,7,8章やって9章を自宅から研究室までの2時間で、というのは甘い見通しだろうな。
 結局6日には6章、7章、8章までが終わりました。
 新書1冊書くのに何カ月も仕事の合間に準備してきて、連休だというのにPCに向かう日々。こんな生活は人に勧められないな。大学の仕事だけでも十分って感じ。それに理科の探検(RikaTan)誌の編集長の仕事。本の編集・監修・執筆。人の2、3倍密度高く生きているってか(笑)。


 5月7日、研究室で今までちょっと書類作りして関係のところへ送付。これの委員長でまとめるのは面倒な仕事でした。たまに大学に来るとやることがいっぱいあって充実(笑)!あとは会議、講義、PHP子育て雑誌の取材。
 理科の探検(RikaTan)誌夏号(身近な解剖/水の特集で5/27発売)の取次配本部数が決まった。前号より少し増えた(トーハンで)。創刊の2012夏号と比べてトーハン・日販で共に少し増えている。減少傾向よりいいよね。


 5月8日、科学系新書の最後の9章を書き終えました。夜は市ヶ谷で尾木直樹さんらと教職課程センター運営委員会。前回尾木さんはあんまり寝ていないけどバラエティ番組で笑っていると疲れないし疲れがとれるって。俺には笑いが不足か。
 PHP科学新書の図はまだ完全に用意していないから明日から。
 委員会で尾木さんが「左巻さんは理科教育研究所とかつくらないの?」と。大学辞めたらつくろうと思っていると答えたら「その前からつくっておくといいよ」。株式会社SAMA企画内に「新理科教育研究所」をつくろうと思います。私設で。