左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

サイオンEM側の静かな怒り〜サイオンEMと比嘉EM

 EMはもともと農業用微生物資材として、1986年頃、サン興産業が同社の農業用微生物資材である『サイオン』の効果確認・使用方法の確立を琉球大学の比嘉照夫に依頼したのがEM(有用微生物群)なる概念に至るきっかけだったようです。


 EMの種菌は、サイオンEMと世界救世教の関連団体の自然農法国際研究開発センター(限定販売)が供給していました。


 途中で方向性が違って、サン興産業のサイオンEMから分かれて比嘉EMは、EM研究所が製造しています。


 サン興産業のサイトには本物のEMを製造しているのはサイオンEMだという自負が感じられます。比嘉EMでは粗製濫造でEMの効果を減じている場合があることを静かに怒っているようです。
比嘉EM1号を飲んで問題が起こったりする一因は、「悪い活性液」を使ったからかもしれません。


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なぜEMが効かないのか?


http://www.saion-em.co.jp/file_26/file_26.html


 … さらにもう一つの間違いは活性液の製造及び利用方法です。弊社サン興産業は機会のあるたび又、いくつかの文書として活性液の危険性を警告しております。EM活性液は100%効果があります。でも、しかしとの条件がつきます。「良い活性液か、悪い活性液かです。」その区別が付かず、良い活性液も悪い活性液もEM活性液と一般に呼称されています。しかし悪い活性液はEM活性液と呼んではいけません。


 この事を十分に理解し指導しているのは弊社サン興産業のみです。決して他のEMの普及に努力している人々の非難をしているつもりではありません。その違いを知らない又は黙認している為に結果的にそうなっている事に気が付いて欲しいのです。


 ここで良いEM活性液とEM活性液ではない悪いEMの違いを話します。


 サン興産業は過去にEMに取り組んでいたが、効果が無くやめてしまった人々の話しを聞き原因を追求しました。失敗の原因は悪い活性液を失敗するまで使ったからです。サン興産業は原液を使う事が基本です。…


 今現在の姿は良い活性液を作り、現場の状況に合わせて効率の良い使い方をして最高の効果を得る事では無く、EMをどれだけ多く増やせるかがEMを知っている事となり、EMを増やす事が目的になっております。しかしそれは悪いEMでありEM活性液ではありません。
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