左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

DND(+EM研究機構顧問だった)出口俊一氏がぼくとの裁判で控訴理由書に書いた桧家と金沢工業大学のこと

 暗黒通信団から出された次の本は、DND(+EM研究機構顧問だった)出口俊一氏とぼくとの裁判の過程と結果を、ぼくサイドで見てまとめたものだ。

───────────────────────────

ドキュメント スラップ名誉毀損裁判

『EM菌擁護者と批判者の闘い』 左巻健男


 A5 表紙込20ページ 末端価格200円(税抜)

 http://ankokudan.org/d/d.htm?detail099-detailread-j.html

───────────────────────────
 この裁判は、東京地裁でぼくが完全勝利し、次いで東京高裁の控訴審でもぼくが完全勝利し、それを不服として出口俊一氏は最高裁控訴したが、棄却となり、ぼくの完全勝利が確定した。


出口俊一氏(控訴人)は、控訴理由書で「被控訴人の本件誹誘中傷行為により,控訴人は著しい精神的打撃を受け,1年半以上,パソコンに向かって原稿を書くことが困難となった」と書いている。

 ぼくのせいかよ!

評論家でもジャーナリストでも文筆稼業なら回りに味方ばかりがいるんじゃなくて敵も一定いるのが当たり前だって認識していなくては駄目だな。
 失格。
 回りがいつも自分を気分良くしてくれるんじゃなくて嘲笑もされるし攻撃もされるんだよ!

 また控訴理由書に次がある。

なお、①②は左巻健男が入れた。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

① 控訴人は,上場企業である株式会社桧家ホールディングスの社外取締役も務めているが,控訴人があたかも反社会的勢力であるかのような被控訴人の表現行為により,同社のコンプライアンス上極めて不都合な事態となりかねないことから,控訴人は,同社経営陣に対して事情説明と弁明を余儀なくされた。


② さらに控訴人は,金沢工業大学客員教授を務めていたが同職を辞せざるを得なくなった(原審原告本人調書27頁)。控訴人は,月10万円の報酬を得ていたのであるが,それを失ってしまったのである。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 

①については、
「EMの夢の住宅」と桧家ホールディングスの「住宅」には利害関係があるのでは?
〜なぜ出口俊一氏は桧家取締役の名刺をクレーム先に出したのか?〜
 http://d.hatena.ne.jp/samakita/20170623/p1 
を以下に転記しておこう。


②について:
 金沢工業大学客員教授を辞せざるを得なくなったという。それは大学の判断である。きっと出口氏は説明を求められて説明もしたのだろうが、大学としては許容できることではなかったのだろう。辞せざるを得なかったのは、大学客員教授としてやってはならないことをしたからではないのか。
 ぼくにはその辺りのことは全く分からないので、以上はまったくの推測である。
 そう判断した大学にクレームをつけるべきではないのか。


【転記】①について:

───────────────────────────

EM菌比嘉照夫氏・DND出口俊一氏絡みの裁判の弁護士は同じ〜桧家ホールディングスはEM住宅の会社ではない 

http://d.hatena.ne.jp/samakita/20170530/p2 

───────────────────────────

から、出口氏と桧家ホールディングスのことを抜き出し、さらに補っておこう。


 DND出口俊一氏は自称ジャーナリストが実は株式会社EM研究機構顧問だったという事態が起こっていた。それで大学などに営業妨害だなどと圧力をかけるのは、もうジャーナリストの風上にもおけないと思えるのだがどうなのだろうか。古巣の産経時代にそういうことは当たり前だったのだろうか。


 ついでに金沢工業大学客員教授やら桧家ホールディングス取締役の名刺も出してEM菌批判は営業妨害とやる。


 それで最初、桧家ホールディングスはEM住宅をやっている会社かと思ってしまった。

 なぜなら出口氏は、クレーム先(EM批判者やその所属大学や研究機関)に、EM研究機構顧問の名刺と共に桧家ホールディングス取締役の名刺も出していたからだ。


 EMは万能性をうたっているのでEM住宅のことを大いに述べている。比嘉氏は、EMを使えば、耐久性にすぐれた「夢の住宅」になると述べている。EMコンクリートを使えば耐久性は200年以上、レベルを上げれば300年以上、管理の方法によっては半永久的という。


 ぼくは、だから、出口氏が敢えて桧家ホールディングスの名刺を出すのは、桧家がEMを活用して「夢の住宅」をつくっていると思ったのだ。

 それで問い合わせてみた。EM菌とは一切関わりは無いという。


 「えーっ」と驚いた。

 DND出口俊一氏がEM菌批判側へ営業妨害と抗議するのに、そこの取締役の名刺を出す気持ちがわからない。EM研究機構顧問の名刺を出すのはわかる。

 なぜ桧家の名刺を出したのかは謎だ。箔をつけたかったのか?

 しかし桧家は大迷惑だろう。


 出口氏が一生懸命推進するEMは、「EMの夢の住宅」もその一環だ。

 それと桧家ホールディングスの住宅がEMと無関係ならば、その「EMの夢の住宅」と利害関係がある。

 出口氏は比嘉氏がいうEM革命の推進者だ。その大きな柱が「EMの夢の住宅」だ。

 そういうのを推進する人を取締役におくというのはどうしてかは、ぼくには謎のままだ。