理科の探検(RikaTan)誌は『ヘンな本大全 ツッコまずにはいられない愛すべき奇書150冊』洋泉社2015の「知られざる専門誌の世界」に紹介されている。
以下は引用。
『理科の探検』(SAMA企画)。こちらはジャンルを問わず、毎号、理系のあらゆるテーマを取り上げる。
2014年冬号の特集は「雲、雷、台風に迫る!」。ページデザインは学校の教科書のようだが、雪の結晶の撮影方法や諏訪湖の御神渡りの仕組み解説など、内容には興味をそそられる。テレビで気象予報士が披露する〝お天気豆知識〟のようなイメージだ。
さらに「圧力を実感しよう!」という特集では、鋭針がびっしりの剣山に裸足で立つなど、なかなかにアグレッシブ。
この「身をもって自然科学を探究する」姿勢が他の類誌と明確な一線を画しているのだ。
“観る・知る・遊ぶ”をテーマに、理科の楽しさを実験ベースで体感できる。読者層は理科教師から、ちょっと背伸びした小中学生まで。とっつきにくい理科のイメージを一新、旬の話題をわかりやすく解説してくれる。編集長は法政大学教職課程センター教授。