EM菌推進のDND出口俊一氏代理人(弁護士 第三文明誌に登場していた)からの通知書(3月に来ていた)について拙ブログに入れた。ヒノキヤグループの件で謝罪しろ、100万円払えってあった。今後法的措置とも。
その通知書をふくめて拙ブログなどに入れた。
今でもEM菌擁護者・推進者のDND出口俊一氏が神田外語大にヒノキヤグループ取締役の名刺を出したのは謎だ - 左巻健男&理科の探検’s blog http://samakita.hatenablog.com/entry/2019/05/23/164625
DND(+EM研究機構顧問だった)出口俊一氏との裁判 の控訴審判決(左巻健男完全勝利確定) - 左巻健男&理科の探検’s blog http://samakita.hatenablog.com/entry/2019/05/23/145104
質問
*貴社の取締役である出口俊一氏代理人からの「通知書」は貴社が関与していますか?
(通知書の内容は貴社に関することで、ぼくのここでの問い合わせがふくまれています)
*通知書には匿名者の問い合わせがふくまれています。ぼくとは全く無関係ですが通知書では関係があると断じていますが貴社はその根拠をおもちですか?
*ぼくとの控訴審判決で裁判所に判断されたように出口氏はEM菌比嘉照夫氏を信じて記事を書いている人です。重ねて貴社はEM菌の活用やEM菌夢の住宅を推進する考えは今後ともありませんか?
*通知書にあるようにここでの問い合わせがぼくの名前と共に出口氏に渡っています。名前は伏せてもよいと思うのですが、ここでの問い合わせは関係者に実名と一緒に伝えられるのでしょうか?
【追記】2019/05/24 18:32
次の返事が来た。
…貴殿と弊社社外取締役 出口 俊一氏との事案に関し、弊社は一切関与しておりませんことをご連絡いたします。
つきましては、ご質問いただきました内容についても、回答いたしかねますので何卒ご了承ください。
一切関与しなくてぼくのヒノキヤグループへの問い合わせ内容を引用して100万払え等の通知書が来る…。なかなかの会社なのかな。
少なくてもEM菌の活用やEM菌夢の住宅についての質問には答えたほうがいいと思うが、答えられない理由があるのかな。
【さらに追記】2019/05/24 19:15
ただヒノキヤグループはまったく関係ないと放置してきたわけではない。
出口氏側の控訴理由書のなかに次の記述がある。
なお,被控訴人は,控訴人がEM研究機構の顧問であって,ジャーナリストではないかのようにも主張する。しかし,顧問の立場を有することと,ジャーナリストの立場は両立するものであり,かかる批判は失当である。
また,控訴人は,上場企業である株式会社桧家ホ一ルディングスの社外取締役も務めているが,控訴人があたかも反社会的勢力であるかのような被控訴人の表現行為により,同社のコンプライアンス上極めて不都合な事態となりかねないことから,控訴人は,同社経営陣に対して事情説明と弁明を余儀なくされた。
さらに搾訴人は,金沢工業大学の客員教授を務めていたが同職を辞せざるを得なくなった(原審原告本人調書27頁)。控訴人は,月10万円の報酬を得ていたのであるが,それを失ってしまったのである。
経営陣に事情説明と弁明をしたということだ。これは控訴理由書で述べているので未だ地裁の裁判中である。きっと3月あたりかな。
地裁判決は2016年8月に出たので、きっと出口氏側の説明をしたのだろうが、その説明は判決でダメにされたものだ。
その後控訴審判決でも出口氏側の説明はさらに退けられた。
つまりヒノキヤ経営陣が出口氏の説明を納得したとしたら、裁判所の判断とは大きな違いのある説明に納得してしまったと言うことだ。
ヒノキヤは控訴審判決だけも一読してほしい。
【さらにさらに追記】2019/05/26 8:05
ヒノキヤの プライバシーポリシー 個人情報保護方針 を見た。
https://www.hinokiya-group.jp/ir/privacy_policy.html
・個人情報を取扱う部門ごとに情報管理責任者を置き、個人情報の適切な管理に努めるとともに、情報セキュリティに関する規程を設けて社員への周知徹底 を実施しています。
・個人情報の利用目的と利用範囲
当社が取得した個人情報につきましては、利用目的を定め、原則として、予め特定された目的以外には利用いたしません。
・当社は、下記2の事業に関し、以下の各目的のために必要な範囲で個人情報を利用いたします。
…お客様からのご要望・ご意見、ご相談、苦情の受付、対応及びこれらの管理
左巻健男の感想・疑問
今回のような取締役への「お問い合わせ窓口」サイトへの投稿を伝えることは、「お客様からのご要望・ご意見、ご相談、苦情の受付、対応及びこれらの管理」の一環なのか?
さらに取締役やその代理人(弁護士)がその投稿を活用することもその一環なのか?
さらにさらに「匿名者」からのものなら、取締役の代理人(弁護士)が活用したり、ぼくのような第三者に知らせることもその一環なのか?
一体、ヒノキヤの個人情報管理はどうなっているのか?
※判決で、出口氏に対して「やっていることはヤクザそのもの」という表現について、次のように述べられている。
地裁判決は、“「やっていることはヤクザそのもの」、「もはやジャーナリストですらない」という表現は、一般読者の普通の注意と読み方を基準にすれば、原告が松永教授らに対して直接面会し、又は面会しようとしたことに対する否定的な評価をしたもの”として、名誉毀損にあたらないとした。
控訴審判決ではさらに踏み込んでいる。
“控訴人のこれらの供述から、控訴人が松永教授らに面会を求めたのは、ジャーナリストとして、取材対象である松永教授らと直接面会して、松永教授らの見解がどのようなものかを真摯に聴き取って記事にするためではなく、松永教授らの見解が誤っているとの前提の下、これを糺すためであったと言わざるを得ない。”“「ヤクザそのもの」という言葉は、辛辣なものではあるが、前後の文脈から、控訴人が暴力団関係者であると指摘しているのではなく、控訴人が松永教授らに面会を求めるなどしたことが、ジャーナリストとして強引な取材方法であることを表現したにとどまることは明らかであり、もっぱら原告の取材方法に対する批判にとどまるのであって、原告に対する人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評としての域を逸脱したものであることまでは認めることができない。”
そういう取材方法をとるときにクレームを付けた相手側にヒノキヤ取締役の名刺を出すことはどんな言い訳をしようとも可笑しいと思う。
ヒノキヤはそういうことを許容する会社なのか?
さらに今回のように取締役が個人情報を自分の相手側への攻撃に使うことを許容する会社なのか? 広報からの返事は、個人が勝手にやったことだから会社に無関係と読めるが、会社が得た個人情報をとくに取締役という経営陣の一員がこういうことに活用するのを個人だから勝手にやっていいと許容するのは可笑しくないか?