左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

『RikaTan(理科の探検)』誌サイトに“「謎水装置」NMRパイプテクター”から再度来ました!10/8

【プロバイダ】から:

拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。 平素は弊社に対し、格別ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。 さて、この度、お客様が管理されていたウェブサイトから発信された 情報の流通により権利を侵害されたとする方から、 弊社に対する投稿記事削除仮処分命令申立事件(事件番号:令和元年(ヨ)第3108号)が 東京地方裁判所に申し立てられました。 つきましては、本件に関する情報を削除することについて、 ご意見の有無をご照会申し上げます。 2019年10月15日までに、下記回答フォームの内容をご記入の上、 ユーザー専用ページ内のお問合せフォームよりご回答いただきますようお願いいたします。 2019年10月15日までにご回答いただけない事情がある場合は、 その理由を弊社までお知らせください。 また、削除に同意されない場合には、 その理由を回答フォームに具体的にお書き添えください。 ご回答いただけない場合または削除に同意されない場合でも、 裁判所の決定に従い弊社にて該当情報を削除することがあります。                             敬具

 

--------------------------------------記--------------------------------------

NMRパイプテクター側の主張:

【掲載されている場所】

債権者は、以下の通り主張しています。 「http://www.rikatan.com/wiki.cgi」http://www.rikatan.com/NMR.pdf」 【掲載されている情報】 債権者は、以下の通り主張しています。

1「http://www.rikatan.com/wiki.cgi 投稿内容 *社会的ニーズが高いと要望がありましたコンテンツを無料で提供しています。 『謎水装置』NMRパイプテクターに翻弄される人々←クリックでpdfファイルがダウンロードできます 投稿内容 『謎水装置』NMRパイプテクターに翻弄される人々 小波秀雄」

2「http://www.rikatan.com/NMR.pdf 投稿内容 Rika Tan【理科の探検】2019年4月号の記事の86ないし91頁」

 

【侵害されたとする権利】 債権者は、以下の通り主張しています。 「人格権」 【権利が侵害されたとする理由】 債権者は、以下の通り主張しています。 「(1)本件投稿2の本件記事において、債権者の取扱製品であるパイプテクターには防錆効果がない、科学的根拠がない等とするものである。 (2)また、本件投稿1自体、前述のとおり、「特集 ニセ科学を斬る!ファイナル」と題する本件雑誌(RikaTan【理科の探検】)2019年4月号とその目次を紹介する内容であり、本件投稿2の本件記事のタイトルである「「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々」を記載して本件記事を紹介し(疎甲6の1)、またリンク先から本件記事のPDFファイルをダウンロードできるようにしている(疎甲6の2、7の1、7の2)。 本件投稿1自体も、債権者の取扱製品であるパイプテクターは防錆効果がない、科学的根拠がない等とする記載である(疎甲6の1) (3)しかし、本件記事がパイプテクターに関して、パイプテクターは防錆効果がない、科学的根拠がない等とするのは事実無根である(疎甲9)。 (4)本件各投稿は、それぞれ、ないし全体が一体となって、ことさらに、事実無根の虚偽の事実を述べて、債権者の社会的評価を低下させることは明らかである。」 「前述の通り、本件各投稿は、事実無根の虚偽の事実を適示して債権者の社会的評価を低下させるものであり、違法性阻却事由をうかがわせる事情も存在しない。」 以上

 

※この件については、朝日新聞論座」サイトに次の記事が出た。 

「バッキンガム宮殿採用」装置にダメ出し続々 
ネット注目の#謎水装置 開発者を直撃

長野剛 朝日新聞記者
2019年10月05日
https://webronza.asahi.com/national/articles/2019100200006.html?iref=wrp_rnavi_rank
NMRパイプテクター|消費者庁|謎水

 

  この記事中に、前回のNMRパイプテクター側からの要求があったときのことが簡単に紹介されている。

小波秀雄さんが「理科の探検」に書いた記事も、「理科の探検」のサイトで公開されていましたが8月末に入り、削除(現在は復活)。

  プロバイダから無料公開小波記事PDFへのリンクが切られて復活。

 ぼくの判断で、無料公開小波記事PDFへのリンクも復活させていた。