左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

【EM菌と宗教の感想&考察】世界救世教、創価学会、MC救世神教

 EM菌側は日本をEMモデル国家にしようとしている。その一環として宗教との関係も政治との関係もあるのだろう。
 もし日本がEMモデル国家になったら、国民はEM生活をし、次の【EM讃詞】を唱えることが義務になるのだろうか。

EMさんごめんなさい
EMさんありがとう
EMさんお願いします
重力波、善循環、蘇生
(3回繰り返す)
EMさんありがとう
EMさん大好きです
EMさん愛しています 

 これはEM菌教の祝詞のようだ。

 なおここにある「重力波」は自然科学で話題になる横波重力波ではなく、故関英男氏がいう縦波重力波ーオカルト的なものだ。

 EM菌は世界救世教の関係が強いが、創価学会とも強い。
 EM菌擁護推進者には公明党国会議員もいるが第三文明誌はEM菌を批判。

 比嘉照夫氏・出口俊一氏は風疹の集団感染源となったMC救世神教を絶賛。
DND出口俊一氏はEM菌擁護者として有名。EM研究機構顧問だということをぼくとの裁判で告白。DNDサイトは大部分がEM菌礼賛・宣伝的内容。住宅のヒノキヤグループ社外取締役でもある。)

 まあEM菌そのものが「EMは神様」とする宗教へと傾斜している。

 斎藤貴男カルト資本主義ちくま文庫版。いま読んでみると単行本後のことが補充されている。
 “第四章 「万能」微生物EMと世界救世教”に「創価学会人脈」。単行本にあったがEMの普及活動は世界救世教新生派、自民党創価学会公明党ない新進党の熱心な応援を得ていたとある。
 これも単行本にもあったと思うが比嘉の父親の葬儀には池田大作氏からの樒(しきみ)が贈られていたという。

 EMには世界救世教、MC救世神教、創価学会、EM菌教(?)が絡んでいるようだ。
 そして比嘉照夫氏・出口俊一氏の弁護士事務所が創価学会系。第三文明誌にも執筆していた。EM菌側が頼りにしているのは創価学会系弁護士事務所だ。朝日新聞やぼくなどへのスラップ的な裁判攻撃の弁護士事務所である。

 わざわざ創価学会系で有名な弁護士事務所を自分たちの代理人にするのは、かなり深い結びつきがあるのだろうと推測。
 前にぼくとDND出口俊一氏との裁判の折り、弁護士が裁判長に一生懸命EMを擁護していた。創価学会はEM菌に汚染された宗教団体なのか? 公明党もか?
 いや創価学会が一枚岩でEMを擁護しているわけではないのだろう。第三文明誌はEMを批判する記事を掲載しているし。

 最近は比嘉照夫氏出口俊一氏とも風疹集団感染源になったMC救世神教に肩入れしているようだ。EM農法をやっているし売り場にはEM製品が並んでいるという。(EM菌は風疹は防げないで広げてしまうのかも。)

 ぼくとしてはまた第三文明誌でEM菌批判をしてほしい。
 そして創価学会系がEM菌批判者を攻撃する手助けをしないようにはできないのだろうか。

*なおEM菌に汚染された宗教は上にあげたもの以外にも多数あり。