左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

昨日、市ヶ谷で教職課程委員会

 委員会で、担当者から法政大は教員免許更新講習を今年度はやめる(来年度以降は様子見)というのを聞いた。
 そのことがちょうど東京新聞夕刊に出た。
 東京学芸大は昨年定員5千人だったのが約1200人しか集まらず、1600万の赤字が出たという。そこで今年は1千人にしたという。
 
 政権交代で制度見直しになっていることが大きいだろう。ただ、見直しといわれるがその具体案は出ていない。しかし、ここに至っては受講義務がある人が受けなくてもクビにはできないだろう。それで対象者も様子見になるだろう。

 昨年の様子を見て、理科や数学もやるかもとしていたが、法政大は理科や数学どころか講習そのものをやめてしまうわけだ。
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教員免許更新制1年 もう見直し 先見えず大学苦慮

2010年5月7日 13時50分

 教員免許更新制が始まって一年。更新に必要な講習を開く大学が減っている。昨年度に大幅な定員割れとなった上、政権交代で制度の見直しが打ち出されたことが影響した。先の見えない状況に、大学側も翻弄(ほんろう)されている。  (中沢佳子)

 「制度の先行きが不透明。開講は見合わせる」。法政大の担当者が明言する。同大は昨年度の募集要項で、千代田区という都心の立地を前面に押し出し、「交通至便」と通いやすさをアピールした。最新の教育事情を学ぶ「必修」で百五人を募集したが、集まったのはわずか二十一人。

 「立地がいいので受講者が集まると思った。でも東京では講習数が多く、結局ガラガラだった」と担当者は語る。今後については「制度の見通しがついた時点で、また判断する」と消極的だ。
 
 略
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010050790135009.html