カワセミの写真を撮ろうと7時まで小金井公園の沼にいたが、待ち人来ず。
それで少し移動して昨日とは違う場所の野外研究室へ。夕方、小学校理科の指導についての打合せがあるので、新小学校理科教科書3年〜6年に目を通しておこうと思った。
いま、小学校3年の教科書を読み終わった。
学習指導要領では、「物と重さ」「風とゴムの働き」「光の性質」「磁石の性質」「電気の通り道」「昆虫と植物」「身近な自然の観察」「太陽と地面の様子」のテーマがある。
ぼくの感想は、全体的に低レベル。かつての低学年理科を知っているので、理科を3年から学習する、つまり1−2年に理科がないことは致命的に悪いことだと思った。
「物と重さ」は空気の認識も入れて4年生にでもと思ったが、他は、ほとんどを低学年で十分に体験すべきだ。3年生になって初めて学ぶようなことではない。フィンランドの1−2年生の理科(環境)のレベルよりずっと低い。
そうすると、3年生ではもっと高いレベルの科学をやさしく学ぶことができるのに、と思う。