文部科学省へ行って、ぼくが関わった中学校理科教科書の教科書検定の文部科学省意見書を聞いてきた。ぼくはその化学の責任者的立場である。
正直言うと、化学分野でも、もっといろいろ意見がつくと思ったが少なかった。
誤記がいくつかあったのでそれに意見がつくと思ったのにまったくそれらにはつかなかった。
極限の「ゆとり」教育に突入した約10年前、あまりにも酷い教科書検定に怒りを覚え、ぼくは検定外理科教科書をつくる活動をした。だって、例えば%濃度は扱うな、密度の単位 g/cm3も出すな、という教科書検定だった。
それが今回、そんなことには意見がつかないで、もっと高度な内容で意見がついた。
時代は変わっている。
文部科学省から東京書籍へ場所を移して、その教科書検定意見にどう対処するかを話し合った。
合間に日テレの取材があった。
東京書籍では出版の編集部によったら「「大人の理科教科書」の企画を立てているので、左巻センセイがやってね」といわれた。又新しい仕事が増えそうだ。
昨日、思うところあって8月8日から屋久島に遊びに行こうと思った。
屋久島の友人が新しいルートを開拓するという。
そのルートは未だぼくは歩いたことがない。
7月30日に長野県安曇野で講師をして、31-8月1日は常念岳に登山、2日は長野県飯田市で講師、3日は愛知で講師、4、5日あたり科学教育研究協議会全国大会に顔を出して、7日は淡路島で講師。そして8日に伊丹から屋久島に飛ぼうかと。
8月8日から17日まで今のところ完全遊びの日程を空けてある。
8月18日、19日は講師。20日から22日は和歌山。
8月23日以後も空けてある。できれば西表島か久米島に行きたい。外国に遊びに行くのも考えたい。
そんなことを考えながら、いま仕事をしている。
と、ここまで書きながら生中1、レモンサワー1,グレープフルーツサワー2を飲んだ。
明日は、たまった原稿を書いて、夜は東京書籍。