小学校などで栽培したジャガイモを食べて中毒というニュースをよく聞きますね。
そのとき、芽や緑色がかった部分、皮の下にはソラニン類が多いので食べるな、といわれますが、さらに「家庭菜園などで作られた未熟で小さいジャガイモは、全体にソラニンやチャコニンを多く含んでいることもあるので、注意が必要です」ともいわれます。
未熟で小さいとは２〜３cm 以下のようなのですが、ジャガイモのイモが熟しているか未熟なのかを見分けるには、大きさだけしかないでしょうか？
＊RikaTan（理科の探検）誌（文一総合出版） http://rikatan.com/ で、身近な毒を１１月号で特集しますので気になりました。
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品種によっても違うようですね。
新聞記事データベースで朝日の過去5年を調べたら、最近の記事では、 2010年02月23日 朝刊 未成熟ジャガイモご注意 愛知・武豊の食中毒、原因はソラニン 【名古屋】
があります。
ジャガイモは、児童が近くの畑で栽培した「アンデス種」…
担任は芽のないジャガイモを選んで児童に分けて、食べる際も皮をむき、色などがおかしかったら食べないように指導したという。
それでも児童１１人が腹痛を訴え、うち４人が病院へ運ばれたといいます。
記事に「…ソラニンはジャガイモの芽や未成熟な部分に含まれることがあり、子どもは成人の１０分の１程度の摂取量で食中毒を起こすという。厚生労働省が文部科学省に、学校の菜園などに多い未成熟のジャガイモに注意するよう通知していたという。」とあります。
他の食中毒事件でも「担任は芽を食べないよう指導したが、未成熟のジャガイモについては注意しなかったという。 」のがありました。
ソラニンは「発育不良のジャガイモほど多い」ということです。
他の食中毒事件で食べたときに「苦かった」「舌がぴりぴりした」というのがありました。
未成熟なジャガイモに注意という通知は厚労省→文科省に来て、文部科学省→各県教委→市町村教委→学校 と届いているのでしょうか？
そして、今回、ぼくがスレッドを立てたのは「未熟」ということをどう判断するかでした。
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＊以上、新理科教育ＭＬに投稿。
