山賀さん運営の「理科と教育ML」に“MLの役目は終了?”という投稿がされました。
そこに山賀さんが「じつは、左巻さんのMLと天羽さんのMLには参加していないの
で、それらの現況はわかりません。」と書かれていたので、ぼくは次のコメントをしました。(引用は削除しました。)
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左巻健男@新理科教育ML代表 です。
ぼくはニフティサーブ時代のパソコン通信から入ったのですが、そのとき日本化学会運営のフォーラムの会議室のスタッフをやったりしながら、そこの会議室を借りて集団で科学の本をつくったりしてきました。
その延長線上に旧「理科教育ML」がありました。
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新理科教育MLは、途中で高橋純さんから旧「理科教育ML」のドメインを継承しました。いま、継承してからの投稿数2万5千弱(その前を入れると3万程度)、登録者1700名ほどです。
新理科教育MLから派生してさまざまなプロジェクトがMLを組んで動いています。RikaTan(理科の探検)誌(文一総合出版)を160名ほどで発行したり、何冊かの本の執筆が進んでいます。
管理側(集団で管理)がそういう仕事のほうに力をさくようになっているため、新理科教育MLもひと頃より1日の投稿数が減っているように思います。
mixiやツイッターに参加して思ったのは、それぞれがプラスマイナスあるということです。
MLは未だ未だ使えると思います。
『RikaTan(理科の探検)』誌では、企画ML、1〜12月号の編集MLなどいくつものMLを組んでいます。
ぼくたちがやっている新理科教育MLも膨大になった過去ログには有用な情報も多々あるように思います。それはこれからも増えるのではないかと思います。
あらゆることにはピークがあります。MLはピークを過ぎたかも知れませんが、まだ使えると思っています。
あと、年に何回か研究会・研修会などの講師をして思うのは、顔を合わせ、目の前で実験のやり方、授業の展開などを学び合うことはとても大切だということです。
今後、都会を中心に大きく教員層が若返っています。いま、多忙化のなかで継承が弱くなっています。○○さんが言われるように若手が研究会に来ないというのはよく聞きます。お金と時間を使っても来ると得する、来たくなるという研究会・研修会をしていかないと粗製濫造された教員層で教育が駄目になるような気がします。
●今日ネパールを発ちます。バンコクでトランジットで8日帰国。