左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

ある有名教授Uさんの最終講義

 そこでどんなことをしゃべったのかを聴きながらツィートしてくれた人がいた。
 ぼくは、その人は有名なのは知っている。しかし、本を読んだことがない。養老…、茂木…などと同様、胡散臭いと感じていた。
 超有名人やベストセラーは胡散臭いと思っている。もしかしたらこれは嫉妬なのか。いや、嫉妬するほど、興味も関心もないと思う。
 雑誌でいくつか記事を読んでいて、ピンと来るものがなかった。


 Uさんは、定年前の60で大学を辞める。ぼくは最終講義しないで旅に出るだろうな。旅を考えて生きているから。
 講義のツイートにコミュニケーションを「波動を出しあっている」みたいに表現していた。ああ、駄目だな、と思った。言葉を選べよ。波動という言葉を使わなくてもいくらでも表現のしようがあるだろう。


 ぼくが読むとよい本を薦められたが養老…本と同じく編集者がおもしろく(?)まとめ直した本らしい。そんなの薦めるなよ、と思った。
 

 ぼくは、小さな世界でひっそりと生きられればよい。等身大の自分としては、今はなんか背伸びしすぎ、という感じだ。
 ぼくは、バカで、理科しかできなくて(中3のとき9科目の中で一番得意。評定は5段階で3)、理科教育で生きてきた。これからもそうだろう。


 ツイッターではフォローする人を大幅に減らした。
 『RikaTan(理科の探検)』誌、理科教育、教育、科学コミュニケーション、雑談…で、ぼくでもなんとかついて行ける人にした。