左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

さらし粉を使わない水の保存

 基本的に4/05のブログに書いた方法と同じなのだが、さらし粉を使わない方法を紹介する予定です。


 さらし粉を加えないので殺菌力持続が弱くなり、1週間くらいで交換すればよいと思います。実際は冬なら1か月持つと思います。

 
 常用の水の確保(水の専門家小島貞男さん)→こうすれば冬は3か月持つ!
 http://d.hatena.ne.jp/samakita/20110405/1301960627

 の方法でさらし粉を入れないだけで後は同じ方法です。


 ポイントは浄水器を通したりしないで、水道水(最低0.1 mg/Lの残留塩素がある)で、ポリタンクをゆすいでから、口いっぱい(ふたを閉めたらあふれるほど)水道水を入れて密閉し、黒ポリ袋で覆って冷暗所に置くというもです。
 約1週間ごとに交換します。浄水器を通した水ではダメです(残留塩素がなくなってしまうから)。


 都水道局は3日間しか保証しないというのは、0.1 mg/L以上の残留塩素があるので0.1 mg/Lの残留塩素まで3日程度ということです。
 実際は、3日過ぎても、ほぼ無菌状態で、水道水をいっぱいいっぱいまで入れて密閉ですから外部から雑菌類が入り込みませんので1週間以上放置でも大丈夫と思います。(空気中の雑菌類は入って繁殖しも実際は問題ありません。)


 下痢などを引きおこす病原菌が繁殖するのはうんちが入った場合です。
 ですからよく洗った手で作業してください。


 交換するとき、元の水は、お風呂や庭の水まきなどに活用してください。