左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

RikaTan委員でつくった新潮ムック『大災害の理科知識Q&A250』が6月30日に発行!

 RikaTan委員でつくったムック本が6月30日に発行!
 −新潮ムック『大災害の理科知識Q&A250』−


 大震災後、新潮社の編集者森重さんから「RikaTanを愛読している。RikaTanの編集部で、東日本大震災にかかわって地震津波原発放射線・停電・災害対策を正しくやさしく解説したQ&A本をつくれないか」という問い合わせがありました。


 「文系で理科は不得意だが、RikaTanにはおもしろい記事が多い。全国170名の企画委員・編集委員がいる。編集長が音頭をとって永久保存版ムック本をつくれないか」というのです。


 ムック本とは、雑誌のマガジンと本のブックからの造語です。つまり、雑誌的な内容や体裁を取り入れた単行本です。RikaTanと同じ判型、同じ程度のページ数で新潮社から出したいというわけです。もちろん、RikaTanの委員たちは賛成です。


 RikaTanのメーリングリストで「Q&A」の「Q」(質問)を募集しました。約250テーマに整理して、地震津波原発放射線・停電/節電・災害対策の6章にリーダーを置いて、執筆のメーリングリストを組んで執筆開始です。約40名の執筆者はほとんどがRikaTan委員です。


 その本がついに6月30日に書店に並びます。
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 新潮ムック『大災害の理科知識Q&A250』
 左巻健男+「RikaTan」編集部・編
 定価980円(税込)予定
 発売:6月30日
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 今まで余り聞いたことがない用語や単位が、TVや新聞、雑誌の報道で飛び交いました。パニック行動も起き、様々な風評や誤解が生まれました。
 まだまだ余震やそれによる津波の可能性があります。東海大地震南海大地震もいつ起こるかわかりません。そんな中で必要なのは正確な基本知識です。


 本書は、RikaTanの委員が力を込めて送る永久保存版ムック本です。
 是非一家に一冊、教室に一冊、常備して読んでくださることを希望いたします。


 なお、原発事故に関連してRikaTanは9−10月号の2号とも自然エネルギー再生可能エネルギー)を特集します。ご期待下さい。