左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

フィリピンの旅・参考情報

京都時代の教え子O君がフィリピン駐在員だったので聞いてみました。

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 フィリピン政府は、外国人観光客の呼び込みに懸命で、セブ島やボラカイ、エルニドのリゾート化に成功しつつも、それ以外の地域 (マニラ含む) は観光資源に乏しく、あまり一般観光客を見ません。
 (よく見かけるのは、外資系企業の駐在員とその家族。韓国からの英語留学生も多い。)


 治安や衛生状態も、他のアジア諸国に比べて劣り、交通インフラ (電車、バス) も不十分なため、
一般観光客が寄り付かない事情も納得できます。


 ぼく自身、フィリピン勤務にならなければ、一生この国の地を踏むことはなかったかもしれません。


 そんなフィリピンにも、数百ページの『地球の歩き方』が出版されていることからも分かるように、
いちおう旅のしようはあります。
 以下、参考情報にどうぞ。


■マニラの観光
 マニラの定番観光スポット (教会、チャイナタウン、要塞跡など) は、半日〜一日あれば回れます。


■マニラ郊外 (日帰り、一泊二日)
 火山 (タガイタイ) や棚田 (バナウエ) は、マニラからだと少し遠くて、車で三時間 (火山) 、十時間 (棚田) かかります。


■マニラから日帰り可能な離島
 まだぼくは行ったことがありませんが、コレヒドール島へは、マニラ湾から日帰りツアーが出ているようです。要塞跡があることで有名な島だそうです。


■少し遠出する旅 (二泊三日くらい)
 手のりサイズの猿 (ターシャ) で有名なボホール島は、マニラからだと空路のみのアクセスとなります。ボホール島は、セブ島とセットで訪問する人が多いです。


 あと、十一月ごろまではフィリピンは雨季が続くので、ダイビングやシュノーケリングはあまり適さないかも。
 台風さえ来なければ、折り畳み傘をカバンにしのばせて観光は可能だと思います。