左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

日向の黒木裁判についてちょっと…

黒木睦子氏裁判。現段階では訴状への被告やそのまわりの対応は不可思議。
ただし産廃埋め立ての可能性がある。


拙ブログに。

黒木氏・日向裁判についての現時点での判断(左巻健男
http://d.hatena.ne.jp/samakita/20141120


 「水道水をつくる際には、浄水によってそれらのミネラル分を除去するわけだ。」という理屈で市役所が検査した水は水道水に置き換えられたものだ、という論が出回っている。
水道水のミネラル濃度はその原水に左右される。原水から水道水の処理過程でミネラルがなくなる処理はない。
 少し学習されたらいかがだろうか。
 トンデモやニセ科学の応援は逆に命取りになる。


かつて反公害闘争で高校理科教員などが主になって科学的な知識や技で排出元と渡り合った。しかし日向の黒木裁判は支援者達が可笑しげニセ科学にやられている部分がある。訴状の内容もよく知らない、トンデモやニセ科学にやられている支援ては負けが深くなるだけだろう。


* 拙ブログのアクセス解析によると、親会社やその競争会社が拙ブログ閲覧していた。
 だからどうだというのではないが。


【追記12月8日】
日向の黒木裁判は2つの裁判を統合したという。
 原告の統合の理由を見ると、埋め立てに用いたのは産廃ではなく「グリーンサンド」だとしている。原告はその点に自信がありそうだ。支援者側の水質検査でも有害物質の基準値超えはなかったようだ。


 裁判の経過を見守る必要があるが、ぼくには被告や回りの支援者のやりかたはどうも可笑しげに見える。今回支援者が水質検査で異常なしも水ガラス云々というがその人は科学的な知識の面でトンデモなんで。
(ただしグリーンサンドにしても地権者が買っているように思えないが。)


 訴状が見られないが見た人の報告によれば、藪蛇の場合もあるのに原告が訴えたのだから黒木氏はそれ相応のことをやったのだろう。これで埋め立て材がグリーンサンドと確定すれば確実に黒木氏は負けるし、Twなどでさらに騒いでいることは傷を深くするような気がする。