“その答えは、人それぞれだろう。人生に起伏を求める人もいれば、穏やかな人生を望む人もいる。
完ぺきな人生というのはほとんどありえないが、困難や危機は、私たちが精神的に成長できる機会でもある。
…
健康的な生活習慣、何事にも積極的な姿勢、親密な人間関係、そして良い友人たちが、人生の苦痛に耐え、人生を意味あるものにする最良の助けになる。 … ”
↑こんな言葉で締めくくられる教科書って魅力的だと思いませんか。
ぼくは起伏のある人生を求めてきたのかもしれません。前に2つの道があって、どちらに行くかを判断するとき、「こちらのほうがちょっと難しいかも知れないが、未知の要素、探検の要素があって面白い」というほうを選んできました。
その結果が中学校理科教諭→中高等学校理科教諭→国立大学教授→私立大学教授という職歴。
教員になったとき定年までに1冊本を出したいと思っていたら、表紙に名前が出ている本で2百数十冊になっています。道楽で、理科の探検(RikaTan)誌を友人らと一緒に編集・発行しています。
小中高と学力劣等生として過ごしてきました。小さい頃は病弱でした。
でも大学・大学院では優等生に見られました。健康的には酷い病気には未だなっていません(これからでしょう)。
やりたいことができている感じがします。仕事の達成感はあるし、自己肯定感は高いと思います。
これまでの人生で辛いことも多々あったと思いますが、時が忘れさせてくれました。
あと少し前向きに人生を送れればと思います。