EM環境浄化技研(EM環境浄化技研株式会社)の技術者だった人の話。
技術者としては辛い体験だったようだね。
「難分解性の物質も分解できるという。寝食を忘れ、技術開発に熱中した。しかし、結果はことごとく失敗に終わった。〜
EM がまやかしであることに気付くまでに、そう長い時間は要しなかった。それまで表に出ていたデータもいい加減なものであり、到底学術的議論に耐えられるようなものではなかった。〜」
EM技術者体験「カルト資本主義」/世界を動かす原理主義(市民科学講座)■個人的な体験から
http://blogs.yahoo.co.jp/zutto_3/12102830.html
以下抜き書き(詳しくは上記のサイトをご覧ください。)
〜当時、比嘉照夫琉球大学教授が発見したEM(有効微生物群)の産業利用、特に排水処理に応用する技術を確立する職に就いていた。
微生物による通常の水処理(活性汚泥法)にEM を使えば、発生する汚泥がゼロになるという謳い文句に惹かれ就いた仕事だった。難分解性の物質も分解できるという。寝食を忘れ、技術開発に熱中した。
しかし、結果はことごとく失敗に終わった。〜
EMがまやかしであることに気付くまでに、そう長い時間は要しなかった。
それまで表に出ていたデータもいい加減なものであり、到底学術的議論に耐えられるようなものではなかった。〜
生ゴミを家庭で堆肥化する方法および農薬や化学肥料に頼らない農法として脚光を集めたが、今ではあまり話題に上らなくなっている。
宣伝文句ほどの効果が得られないためだ。効果が上がらない時、比嘉教授は「使い方が悪い」と一蹴する。使う者の「心」に問題があるというのだ。〜
EMに携わる者の多くは世界救世教関係者が占めてきた。私が勤めた会社の社長も、社員の多くも信者であった。〜