左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

坂上博『きちんと知ろう!アレルギー ②食物アレルギーとアナフィラキシー』

坂上博『きちんと知ろう!アレルギー ②食物アレルギーとアナフィラキシーミネルヴァ書房
が寄贈された。


小中高生の食物アレルギーの割合2004年2.6%→2013年4.5%。
食物アレルギーは4つのタイプ。新生児・乳児消化管アレルギー、食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎、即時型、特殊型。
専門医のもとで正確な診断を。
食物経口負荷試験は不可欠。


小学校就学までに9割が治る。
制御性T細胞がアレルギー克服に貢献。
制御性T細胞の発見者は日本人研究者。
経口免疫療法(症状が出る最小限の量を毎日あるいは定期的に食べて治療)。ただし研究段階の治療法で一般診療として推薦されるものではない。


アナフィラキシーとは。そのショックで2013年77人が亡くなった。
原因が薬37人。ハチ刺され24人、食物2人。緊急時に打つ注射薬エピペン。