理科と教育ML(山賀さん主催)で「理科の探検(RikaTan)誌4月号を読みました。面白かったです。…私は常温核融合はニセ科学であると思っています。いかがでしょうか。」という投稿があった。
4月号の内容 http://rikatan.com/ 。
それへのぼくのコメントです。
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ユタ大学での常温核融合成功が科学界にセンセーションを巻き起こしました。しかしさまざまの追試の結果否定されました。
その後常温核融合成功で科学界に認められたものはないと思います。
未だ細々とそれを追求している科学者はいるようです。(日本にも)
可能性はありますね。ないとはいえません。
EM菌は生体内原子転換力があるとかナノ銀は元素転換力があってそれで放射能除染ができるとかの「主張」はありますね。
生体内元素転換(これも常温核融合を含む)も科学界に認められていません。
その提唱者は死後イグノーベル賞を授与されましたがそれは冗談的な主張に対してでした。
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拙ブログから:
パーク『わたしたちはなぜ科学にだまされるのか』
http://d.hatena.ne.jp/samakita/20170225
政府や大企業が莫大な金を注ぎ込んだ「ユタ大学の常温核融合事件」。
1989年6月6日、常温核融合は「愚かさ」と「詐欺」の境界線を明らかに越え、常温核融合はニセ科学への道を突っ走っていった。
世界中に常温核融合のぬかるみにはまった科学者がいる。
今でも常温核融合はあると主張して、小さな会合を開いたりしている。