週刊新潮7/6号の「海老蔵は三度過ちを犯した!小林麻央の命を奪った忌まわしき民間療法」を読んだ。
記事がいう三度の過ちとは次のようだ。
1.14年2月PL東京健康管理センターで人間ドックでしこり発見。3カ月後に再検査をと。
受けたのは8カ月後。
2.この段階で標準治療を受ければ5年生存率は90%超。
しかし、標準治療を拒否。
3.1年4カ月の忌まわしき民間療法(記事では気功療法)。
全く療法にならないことを続けたせいで瀕死の状態。記事は別の気功療法を紹介しているが同じかどうかはわからない。
ぼくは、左巻健男『暮らしのなかのニセ科学』平凡社新書はジョブズや絵門さんが標準医療で治療可能なのに「体を切られたくない」と拒否して代替医療に嵌まり取り返しのつかない状態に、から書き始めた。2人は、可笑しげな非標準治療に嵌まって結局はがんを大きくし、あちこちに転移させてしまった。
小林麻央さんのブログには「あのとき信じなければよかった」とある。
絵門さんの場合は正直に明かしているが、小林麻央さんの場合はそのあたりはよくわからない。
だから推測ばかりだ。ぼくはどんな気功療法を受けたのかできれば出してほしいと思う。
海老蔵はかねてから風水師や占い師に傾倒していたとしても命にかかわることまでそれでやってはまずいだろう。
事実を出してほしい。間違いのくり返しが起こらないために。
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海老蔵の風水、パワーストーン好き
http://samakita.hatenablog.com/entry/20101214/1292321244