DND出口俊一氏(EM研究機構顧問だった)が、DNDサイトで“「天空の庭」(救世神教)礼賛”をしていたので救世神教という宗教を知った。
浄霊(手かざし)と奇跡をうたう宗教。庭のバラ園はEM活用。
この前講演に行った三重県津市なんだなあ。
ネット検索で知ったこと。
宗教法人 救世神教 後藤英男(1929~1988)が創始者。世界救世教に所属していた後藤英男が、1970年に岡田茂吉の霊的復活を体験して独立、立教した。後藤英男の死去後、後藤孝彦に継承されている。1970年宗教法人。教えの中心は「地上天国」の建設、浄霊の実践、情操と感性の向上、である。(by『新宗教教団・人物事典』弘文堂)
要するに世界救世教の流れで、ほぼ似たようなもの。手かざしは修行もほとんど無しにやれるから世界救世教そのものも、その流れも似たようなものができているようだ。
世界救世教内部も混乱しているようだし、世界救世教の流れのたくさんの手かざし教団があるようだ。
宗教学者の島田裕巳は、手かざしには特別な修行や教義の裏付けが必要ないので、学んだものが好きに活用することができ、分派・分裂が起こりやすいと指摘している。
ぼくは、理科の探検(RikaTan)誌10月号に3pだが米国で手かざし治療師に謳うパワーが無いことを検証した9歳の少女エミリーの話を書く予定だ。
ふと思った。DND出口俊一氏は裁判や体調で、救世神教に浄霊を受けたのだろうか?裁判の時の様子では体調がよくないように見えた。
いやその奇跡よりも神様EMの万能性にすがったのだろうか?
救世神教やEMを礼賛するので、つい思い浮かべてしまった。
ぼくにはこのような宗教を信じたり、EMが神様だと信じることはできない。
なお、救世神教は今は「ミロクコミュニティ救世神教」(略称:MC救世神教)にしている。