小池靖『テレビ霊能者を斬る メディアとスピチュアルの蜜月』（ソフトバンク新書）を読んでいて、ぼくのブログ記事「“超能力”でスプーン曲げと学校」（今はなき『論座』誌の原稿の一部）を思い出した。
2009-12-20 “超能力”でスプーン曲げと学校
http://samakita.hatenablog.com/entry/20091220/1261296949
Ｓ少年が1984年にディスコで大麻を使ったとして逮捕されたときの報道の見出しは、
「スプーン曲げ、人生も曲げたＳ少年」だったそうな。（小池氏の本による。）
Ｓ少年は『週刊朝日』誌でスプーン曲げのインチキがばれて急速に超能力少年の地位を失った。万引事件もおこしていた。
清田益章のほうはテレビで一度インチキ（トリック使用）を見破られたが何とか言いつくろって、彼だけは大人になっても「超能力者」として活躍（？）していた。
ウェブも活用し、
超能力野郎の独り言 清田益章の本音のページ http://www.xeneph.com/
をやっていた。今は「ドメイン xeneph.com は売り出し中です! 」となっている。
しかし、ついにはＳ少年と同じく大麻に手を出してしまいお縄に。
そのあたりの経緯は次のブログに詳しい。
http://bouron.blog.ocn.ne.jp/touma/2006/11/2_3d05.html
「名声を受けた人間が、その後浮くか沈むかは本人次第である。どんなに注目を浴びても行い次第では、このような残酷な運命が待ち構えるのである。」
