2020-01-01から1年間の記事一覧
左巻健男編著 露本・藤村・山田・和田著『基礎化学12講』(化学同人 2008年4月初版)の増刷決定の連絡が来た。15刷になる。 ぼくが法政大学生命科学部環境応用化学科教授のときに、基礎化学用の教科書としてつくったものだ。 しかし、残念ながら法政大学教…
EM菌開発者・(株)EM研究機構株主の比嘉照夫氏。 『新・地球を救う大変革』サンマーク出版に、比嘉氏としては踏み込んで書いていた放射能とかウイルスに対する健康効果が、出版社に全部カットされた経緯を語っている。 →EM菌開発者・比嘉照夫先生のお人柄…
【ニセ科学と教員】by左巻健男『学校に入り込むニセ科学』平凡社新書 ●ニセ科学にひっかかりやすいタイプの人 ニセ科学を信じ込み、ニセ科学を学校で教えてしまう教員がいるのはなぜなのか? と問われることがある。そんなときぼくは、「教員も一般の大人に…
*「EMの三大危険性」は、本書の一部である。(EMはいわゆるEM菌)Amazon→ 学校に入り込むニセ科学 (平凡社新書) 左巻 健男 2019年11月初版https://www.amazon.co.jp/dp/4582859259/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_mxMGFbF7J6GKA @amazonJPより EMの三大危険性 私は、E…
【怖くて眠れなくなる化学 9月26日(土)から書店に。是非ご覧ください】【“怖い!”ときたら化学と地学だよね!】 怖くて眠れなくなる化学 左巻 健男 https://www.amazon.co.jp/dp/4569847501/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_oYPBFbCCWTTWK 怖くて眠れなくなる地学 左巻 …
【世界を変えた微生物と感染症】 発売から約1カ月経った拙共著について,さまざまなメディアで紹介していただいています。 #マイナビニュース 感染症を正しく恐れるには? 中学生でも理解できる「人との関わり」 https://news.mynavi.jp/article/20200822-123…
●虫食い野菜・果物は健康にいいか? - 農薬と有機農法 ○完全無農薬栽培の「奇跡のリンゴ」という物語 有機農法(有機農業、有機栽培)とかオーガニックと聞くと、「安全・安心」「健康によい」「環境にやさしい」「おいしい」というイメージを持つ人が多い…
●二つのノーベル賞を受賞したポーリング博士のメガビタミン療法 ○サプリ・健康食品問題の旗手の一人小内亨さんの回顧 私は、『RikaTan(理科の探検)』誌という大人の科学好きに向けた雑誌の編集長をしています。 二〇一〇年のことですが、サプリ・健康食品…
【RikaTan誌38号を、発行所:SAMA企画から直送】 *税・送料込みで¥1500■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■発行所(株)SAMA企画に申し込めば直送します。申込先メール samakikaku@rika.org件名 RikaTan38号申し込み本文に、【 お名前・ご住所・電話番号・購入…
今年の左巻健男著作4冊目は7月20日(月)発行の『図解 身近にあふれる「物理」が3時間でわかる本』明日香出版社 アマゾン↓https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E5%B7%A6%E5%B7%BB-%E5%81%A5%E7%94%B7/s?i=stripbooks&rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E5%B7%A6%E5%B7%…
7月16日(木)発行! 定価 1500円(税込)発行所:(株)SAMA企画 販売元:(株)文理『RikaTan(理科の探検)』誌2020年8月号(通巻38号)*特集 ニセ科学を斬る!2020 今そこにあるカルト・オカルト・ニセ科学 【目次】2 新型コロナウイルスとともに広がるニ…
【NHK「いまほん」で左巻健男編著『科学はこう「たとえる」とおもしろい!』青春出版社が紹介される!】 2020年6月8日(月)~12日(金)11:05~11:54、もしくは18:10~19:00 のどこかいつ、どの地域で放映されるのかはお楽しみに!────────────────────────…
次は2019年6月23日にFacebook左巻健男に書いたものだ。 https://www.facebook.com/samakitakeo/posts/2534378569926350 ↓ ぼくがとくに共産党に不信感をもつ理由を書いておこう。 ぼくは共産党に期待をもっていた。しんぶん赤旗日刊紙や日曜版に取材されたり…
EM菌比嘉照夫氏の野望である日本をEMモデル国家にして国民がEM製品をばんばん使うEM生活をするというとき、その中心にあるのがEMX GOLDです。 EMX GOLDは単なる清涼飲料水です。清涼飲料水とは、飲んでも安全な水を主体とした飲料。もう少し言うと、乳製品類…
EM菌 2 - Skeptic's Wiki - Spファイル友の会http://sp-file.qee.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=EM%B6%DD%A1%A1%A3%B2はEM菌についてよくまとまっている。 そこでの、「サイエンスポータルのEM菌批判記事が消える」を見て、JST (科学技術振興機構)とのやり…
水道法施行規則で「給水栓における水が、遊離残留塩素を0.1 mg/L(結合残留塩素の場合は、0.4 mg/L)以上保持するように塩素消毒をすること。」と定められています。 塩素の役目の第一は、病原菌を殺す、つまり消毒です。かつては水系の伝染病でばたばたと人…
左巻健男@RikaTan編集長です。 『RikaTan(理科の探検)』誌 http://rikatan.com/ は現在不定期刊ですが、今年の7月発行に向けて次のような内容で鋭意編集中です。 発行所:株式会社SAMA企画 発売:株式会社文理 発行日や定価などが決まりましたらまたお知…
【今年以降の左巻健男の本の予定】2020/03/23版 2020年1月1日からは、 1・編著 科学はこう「たとえる」とおもしろい! 青春出版社が既刊で、 出版社に原稿が行っていて編集中なのは、2・単著 理科教科書 今昔(仮) SBクリエイティブ・サイエンス・アイ新書3・…
花崗岩が効果…というバカバカしいニセ科学も扱いたかった。花崗岩中の放射性カリウムが出す自然放射線に被曝してウイルスを不活化するという理屈のようだ。その程度じゃ全く効かない。 (人体は花崗岩同様放射性カリウムで内部被曝している。また細胞に自然…
厚労省政務官の小島敏文はEM菌推進議連。新型コロナに対応する厚労省にそんなのを送り込む安倍内閣。今までも科学技術担当大臣にEM議連幹事長の平井卓也。環境副大臣の伊藤忠彦もEM議連、環境政務官にEM議連幹事長の高橋ひな子も…*高橋比奈子については↓週…
4月に岡山理科大学でニセ科学についての特別講義。7年連続かな。カリキュラムの関係でこれが終わりかも。 最初その特別講義を公開したらEM関係者がいてEM研究機構が大学に抗議、大学は謝罪したようだが当時の大学幹部がそのことをぼくに謝ってくれた。大学…
WEB「論座」に依頼されて次の記事を書いた。↓新型コロナウイルスとともに広がるニセ科学 - 左巻健男|論座 - 朝日新聞社の言論サイトhttps://webronza.asahi.com/national/articles/2020030200002.htmlニセ科学は、いつも虎視眈々と科学リテラシーの弱い人た…
EM菌比嘉照夫氏は、日本をEMモデル国家にするのに国会議員の有用微生物利活用推進議員連盟(EM菌議運)と有機農業推進議員連盟を重要視。自民党が中心だが超党派。例えば紙智子氏(共産党)は後者の幹事。 EMモデル国家は国民がEM生活。その一端↓EM生活のす…
EMX GOLDという清涼飲料水がある。 500mL4,650円という高額。 EM菌の発酵生成物を抽出という。 そして製造過程で加熱殺菌を行っているからEM菌は含まれていないと。 公表成分は100mLあたり食塩相当量0.05g。 原料は糖蜜や酵母エキスなど。 EM医学とかのEMX(…
【よみうり大手町スクール】著者と語る・サイエンス読書カフェ 2/20 2月のカフェは 2月20日(木)18:30~20:00 テーマは、学校現場も "ニセ科学" ? 「学校現場に入り込むニセ科学」(左巻健男著、平凡社新書) チケット(¥1500)申し込みhttps://passmark…
さらに読んだ。三読目。 【三読目】 比嘉照夫『地球を救う大変革』サンマーク出版(初版1993)を見ている。 ブックオフで入手した比嘉氏のサイン入りの、ある人への贈呈本。 ・米の平均的収穫量は10アールあたり9俵。EM使用で14~15俵。実験栽培では30俵。・…
『週間東洋経済』1/24(金)18:00配信 左巻健男『学校に入り込むニセ科学』平凡社新書 「水からの伝言」「EM菌」…、組織的に広まるニセ情報 評者・サイエンスライター 佐藤健太郎 先日、体外に取り出した血液にオゾンガスを吹き込んだ上で体内に戻す、「血液ク…
法学館憲法研究所【今週の一言】 学校に侵入する怪しげなニセ科学 2020年1月27日 左巻健男さん(東京大学講師・元法政大学教職課程センター教授) http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20200127.html?fbclid=IwAR19jkJx69_M9etHP9mJWtpIdbLaSSE2vSxdIXrU…