左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

EMX GOLDという清涼飲料水、公表成分からは薄い食塩水

EMX GOLDという清涼飲料水がある。

500mL4,650円という高額。

EM菌の発酵生成物を抽出という。

そして製造過程で加熱殺菌を行っているからEM菌は含まれていないと。

公表成分は100mLあたり食塩相当量0.05g。

原料は糖蜜酵母エキスなど。

EM医学とかのEMX(今は万寿のしずく)とは原料などが違う。

微生物専門家の観察や片瀬さん依頼で調べた結果では光合成細菌が入っていない比嘉EM。

EMには比嘉EMとサイオンEMがあり、前者は質が問題と、もともとのサイオンEMの指摘がある。

比嘉EMで製造したEMX GOLDの質がどうなのだろうか?
原材料は糖蜜(サトウキビから砂糖をとった残り物)や酵母エキスなど。

糖蜜は菌のエサ。酵母エキスは塩酸などで酵母を分解抽出して得た成分。問題成分が含まれる恐れがある。

そんなもので健康に寄与するものをつくっているのか?(EMXと原料が違いすぎる。)
EM菌は少なくても1200℃に加熱しても死なないという(本当ならノーベル賞級だが)。

製造工程で加熱殺菌は何℃でしているのか?
なぜEM菌を殺菌してしまうのか?


公表している成分は薄い食塩水といえることだけ。
なぜ微量成分を調べて公表しないのか?

前のEMXと比べてナトリウムがずっと多くなり薄い食塩水になっていることにどんないいことがあるのか?
原料から考えると500mL4,650円の原価は数十円レベルと思えるが、超高額になるのはどうしてか?


前のEMXと比べて効果が5倍とかを波動測定器の数値から述べているが、その測定器はまともではないトンデモだといわれているけどね。


なお、前のEMX(現万寿のしずく)での医学でも次のような感じだった。
それでも今のEMXGOLDよりは原料などずっとマシだったと思う。

比嘉照夫総監修『EM医学革命』2000を読んでみた!
http://samakita.hatenablog.com/entry/20160329/p1

 

*以上の疑問についてEM研究機構から回答があれば追記します。