左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

RikaTan委員でつくった新潮ムック『大災害の理科知識Q&A250』が6月30日に発行!

RikaTan委員でつくったムック本が6月30日に発行! −新潮ムック『大災害の理科知識Q&A250』− 大震災後、新潮社の編集者森重さんから「RikaTanを愛読している。RikaTanの編集部で、東日本大震災にかかわって地震・津波・原発・放射線・停電・災害対策を正しく…

塩分と高血圧は関係ない?

以下は今でも正しいでしょうか? スーパーの食品売場に山のようにある減塩食品。減塩しょう油や減塩みそ……。 塩分摂取量の極端に少ないイヌイット(エスキモー)に高血圧がほとんどいない、塩分摂取量が多い秋田県の人々は、少ない沖縄県の人々より高血圧が…

左巻健男のスケジュール入りの手帳が行方不明です。

メールのやり取りなどを見て、スケジュールを復元したが不安。 ツイッター(samakitakeo): ─────────────────────────── あー、なんか抜けている感じがする、これからのスケジュール!おーい!関係者、早めに打合せの日程など知らせてくれよ。まっ、いいか…

6/23講演の要旨を山内太地さんがまとめてくれた!

大学研究家 山内太地やまうち・たいじ さんが一番前の席で聞いていたとのこと。 6/23 左巻健男教授@samakitakeo講演会 http://tyamauch.exblog.jp/16175761/

18年前に書いた「原子力発電所の安全確保と事故」

とっくに絶版の『新・環境教育のとびら(下)』1993年4月初版に書いたものを紹介しておこう。 当時から(もっと前から中学生向けの本にも原発の問題を書いていたが)、ぼくは多重防護も信じていなかった。 この本は5人の共著だが、教師向けだが、結局授業の…

原発に「物言えば、くちびる寒し」の雰囲気があったと思う

「原発批判は村八分?」という雰囲気が教育界でもありました。「物言えば、くちびる寒し」で、原発批判をすれば「極端な考えを持っている人だ」と思われる雰囲気があったように思います。とくに原発立地県では原発の話題はタブーでした(立地県にもよく理科…

デンマークやドイツで盛んな「森の幼稚園」とは?

「この4月から屋久島で新しい幼稚園ができた。相談を受けて屋久島だから「森の幼稚園」の趣旨を活かしたらとアドバイス。いまその取り組みを始めているという便り。夏に行って園児達と蛇の口ハイキングコース(ハイキングよりヘビー)を歩きたいなと思った…

嫉妬 嫉妬 嫉妬…

何か自分がどう考えても理不尽なる評価をされているとしたらそこには「嫉妬」が渦巻いているかもしれない。 そう言ったのは故竹内均氏だった。 嫉妬が背後にある個人攻撃はよくあること。 ぼくのような地味な分野(理科教育)の一匹狼的研究者でも嫉妬される…

はやのんさんのサイエンスカフェ

その様子を理系マンガ家はやのんさんが紹介している。 http://www.hayanon.jp/event/cafe20110609_hoshikaze.html

水道水とミネラルウォーター

ぼくは水と健康を調べて、ニセ科学批判と共に本を書いた。 左巻健男『水はなんにも知らないよ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。 過度の心配性の人は安全な水道水を飲まない。 過度な心配は微量含まれている有害物質の害よりその心でより害を受けてい…

急ですが本日ミニオフ会(花小金井19時半〜)

ツイッターに: いま4人。ぼくと初対面でもお近くのフォロワーさん、どうぞ。 →急ですが本日、西武新宿線花小金井駅改札を出て左の階段を下りたところ(北側) 19時半集合〜22時でミニオフ会をすることに。 →梅:居るのが当たり前、消えるなんて考えてもいな…

左巻健男がブログに書いた理科教育界と原発推進教育・放射線教育のこと一覧:記事に飛べます!

某俳優が反原発で仕事を干されたとか…という話を聞いたが、ぼくなど教育界で(あるいはメディア界で)干されるかもしれない。まあ、干されたほうが余裕が出来ていいや(笑)。それにぼくはもう失うものはない。あと1年半くらいで年金貰えるし(笑)。千葉と…

文部科学省の「原子力・エネルギーに関する教育支援事業交付金」4億8千6百万円

次々と辿っていったところ、文部科学省の「原子力・エネルギーに関する教育支援事業交付金」へ。 (しかし、途中リンク切れが多かった。サイトを消してしまったところが多々あるようだ。) 今回は文部科学省までだったが、今に経産省や、電事連関係も少し調…

教育界への原子力教育の“洗脳”組織の1つ−  NPO法人放射線教育フォ−ラム −

約30年ぶりに中学校理科に「放射線」教育が復活する、ということで、理科教育研究者として取材を受けることある。それで少し状況を調べようと「放射線教育」で検索をかけた。 最初に出てきたのが NPO法人放射線教育フォ−ラムである。 「エネルギー・環境およ…

mixiに書いた左巻健男プロフィール(法政大に来るまでの略歴)

久しぶりにmixiを覗いた。『RikaTan(理科の探検)』誌に関連したいくつか出版社・雑誌関係のコミュに登録した。なんかのときに質問しようと思う。 mixiのプロフィールは次のよう。 ─────────────────────────── 理科教育、環境教育を専門にしています。 ○ど…

新潮ムック『大災害の理科知識Q&A250 地震・津波・原発・放射線・停電・災害対策』

6月30日の発行の新潮ムック本。 今日、ゲラが出てきた。研究室でさっきからチェックしていた。 その1ページ目はぼくの前書き。 前書きには被災地にいるぼくの写真がある。

左巻健男の西表島移住の夢

ぼくは今年の3.11大震災を西表島ジャングル横断を終わってからのバスの中で知った。ラジオのニュースと運転手さんの話から。 つまり、地震のときジャングルの中を歩いていたのである。 その記録は以下にある。 アラカン夫婦のテント担いで西表島ジャング…

いま『RikaTan(理科の探検)』誌6月号発売中!

大きな本屋さんしか置いていないかも知れませんが5/26〜販売中です。 目次は http://rikatan.com/ を見て下さい。 また、理科子さんのリカタンブログ http://rikatanrikatan.cocolog-nifty.com/blog/ もご覧下さい。 ぼくは6月号には福島原発事故と放射…

現状から一歩を踏み出す教材研究

12年前に教員向けに書いた文章です。東京書籍の「教室の窓」に掲載だったと思います。 「たのしくわかる理科の授業をしよう!そのために教材研究をしよう!センセイに習ってよかった!と言われるようになろう」なんて初心をもっていなかっただろうか。 生…

「再生可能エネルギーと原子力」について北澤宏一さんが話をされた番組

北澤 宏一 さん(日本学術会議 東日本大震災対策委員会「エネルギー政策の選択肢分科会」委員長)が話をされた朝日ニュースター(スカパーまたはケーブル)が出演された番組を紹介します。 「朝日ニュースター」ご視聴方法: 1.ケーブルテレビ経由でご視聴の…

量で勝負するな(あれもこれも型は駄目)

1 量で勝負するな 『授業の技術4 1時問を充実させる方法』(明治図書1961年)という古い本を読んだ。その書き出しは、つぎのようだ。 ”子どもの頭は「白い紙」のようなもので、その上にいろいろなことを書き込んでやる過程が授業である、と考えている…

感性的認識、理性的認識2段階論が未だに

科教協ニュース5月号に改訂学習指導要領理科の解説批判があった。 全体的に同感できるのだが「実感を伴った理解」を「主観的で感性的な認識…主観的な科学観につながる」と。 未だ古くさい毛沢東感性、理性的認識2段階論に固執かと残念だった。

携帯電話が発がん性リスクGroup2Bになったが…。アルコール飲料はリスクが一番高いGroup1だよ!

国際がん研究機関IARCで発がん性リスクが一番高いGroup1で注意は次だと思う。 アフラトキシン(カビ毒) γ線照射 ヘリコバクター・ピロリ感染 太陽光曝露(紫外線による) X線照射 アルコール飲料 受動的喫煙環境 タバコの喫煙 紫外線の日焼けマシーン 他に…