2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
左巻健男『暮らしのなかのニセ科学』平凡社新書 第1章 ニセ科学をなぜ信じてしまうのか 日本は世界でも有数の長寿国です。そのせいでしょうか。異常とも言える健康への執着が感じられることがあります。そして、ニセ科学にとって都合のいいことに、日本には…
※ブログ先頭に来るように日を変更しています。RikaTan(理科の探検)は偶数月26日発売の隔月刊誌です。 ※読者サポートサイト http://rikatan.com/ ※『RikaTan(理科の探検)』誌を来年2月号で休刊にする予定でしたが、もう1年余、延長して2019年4月号まで発…
先日、20年来、中学理科教科書(『新しい科学』東京書籍)の編集委員・執筆者を一緒にやってきたTさんと飲んだ。いま次期教科書作成が始まっているが彼はその中心の1人。 ぼくは約30年で、どうも一番の古手になったがもうメインからは外れている。彼とその20…
日本が風船爆弾を米国に向けて飛ばしたとき米国が恐れたのは通常爆弾ではなく細菌をばらまかれることだった。それで完全に報道をシャットアウトした。バラストの砂の鉱物を分析し基地を特定し、打ち上げるたびに打ち落とした。 結局、細菌は使わなかったが、…
帯の画像です。 地道に売れているようです。 今見たらAmazonで、平凡社新書の中では、新書2位、Kindle版3位でした。https://www.amazon.co.jp/%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%83%8B%E3%82%BB%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E5%B9…
私が若い頃、もう40年余り前の話ですが、1、2年ほどカルメ焼きに凝ったことがあります。 中学生に「分解」を教えるのに、試験管で炭酸水素ナトリウム(重曹)の熱分解を扱うのですが、それだけではなくその応用としてカルメ焼きに注目しました。簡単にでき…
いま書き上げたばかりの『ムリなく、ムダなく、小中学校の理科がしっかり身につく』PHPのはじめに・おわりに の一次原稿です。 実際は少し変わると思います。─────────────────────────── //はじめに// 本書は、次のような人たちに向けて書きました。1.理科…