左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

500ミリリットル4500円の清涼飲料水EM・X GOLD(EMXゴールド)への疑問

 http://www.emx-gold.jp/faq/ にある500mL4500円の清涼飲料水EM・X GOLDについてのQ&Aを読んでみた。
 「」内がその内容。
 ※がぼくの疑問だ。


「塩分は20mg/100ml。他の成分は成分表をご覧ください。」


→※成分表にはナトリウム20mg/100mlしかない。成分表で見る限り薄い食塩水ではないか。


「EM・X GOLD は製造過程で加熱殺菌処理」


→※EM菌は1200℃でも死滅しないというが、何度で殺菌しているのか?


参考:
http://d.hatena.ne.jp/samakita/20170204/p1


2017-02-04
EMの主力商品 EMXゴールド(EMXGOLD)清涼飲料水について

*EM研究機構、EM生活などの主力商品はEMXゴールド(EMXGOLD EM・X GOLD)

 清涼飲料水。→効能をうたうと薬機法違反。抗酸化力も言っては駄目。

 公表成分はナトリウムだけ。

*EMXゴールド(EMXGOLD)は製造過程で発酵に使ったEM菌を加熱殺菌している。だからこの清涼飲料水には生菌はいない。その発酵生成物だという。比嘉照夫氏はEM菌は少なくても1200℃に加熱しても死滅しないというが、この場合は千何百度もの高温で殺菌しているのか?

 1200℃に加熱しても死滅しないことが正しいのだろうが。

*EMXゴールド(EMXGOLD EM・X GOLD)への酒井健司医師の言及

『月刊保団連』2017年2月号 特集:「ニセ医学」に出会ったら (医師向け雑誌)

http://d.hatena.ne.jp/samakita/20170202/p3

 引用開始“ 医学の分野においても…比嘉氏によると「EMをベースにつくられたEMXゴールドは、C型やB型肝炎のウイルスを完全に消滅し得る事例が、多数、確認され、エイズはもとより、ヘルペス、インフルエンザ等々のウイルスに対して万能的な力を発揮しています」と…

 しかし、EMが各種ウイルスに効果があるとする臨床試験はもちろんのこと、症例報告すらほとんどない。比嘉氏の主張はエビデンスに基づいたものではない。…”

*EM生活はEM正規代理店に定価の55%で卸しているというコメントがあった(本当かどうかは未確認)。

 http://blog.livedoor.jp/emxgolden/archives/1087373.html

コメント欄から

・7. Posted by 不思議大好き 2012年09月20日 15:41

正規代理店のemxゴールド価格は、1本4500円

正規代理店以外の価格は、1本3200〜3800円。

・3. Posted by 販売店 2012年09月02日 11:04

当店はEM-Xゴールドを55%で仕入れております

*工場は1日に15000本も製造可能

 それなのに現在年に60万本。つまり200日稼働としても1日3000本。

*「2010リクナビ」の 社長の比嘉より によると

「EM・X GOLD」の購買者は、全国で約6万人の方が月に一本程度

→年に72万本

*2015年6月 EMJ店長ブログ

http://www.emj.co.jp/blog/emxg/2015/06/11/%E4%B8%96%E7%95%8C64%E3%83%B6%E5%9B%BD%E3%81%A7%E8%A3%BD%E9%80%A0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%EF%BC%81/

EMXGOLDの日本での年間出荷本数は約60万本。

海外へは約7万本ものEMXGOLDが輸出されているんだそうです。

→年に67万本

*2016現在…

http://emro.co.jp/service/index.html

月平均5万本を国内&海外へ向けて出荷しています

→年に60万本

*参考

2016-01-23 「なぜ比嘉EM菌側はその批判側に圧力をかけるのか?」かけられている1人としての一考察

http://d.hatena.ne.jp/samakita/20160123/p1

2016-04-13 「なぜ比嘉EM菌側はその批判側に圧力をかけるのか?」かけられている1人としての一考察(補充)

http://d.hatena.ne.jp/samakita/20160413/p1

2016-07-10 EM研究機構の従業員数がまた減っていた…

http://d.hatena.ne.jp/samakita/20160710/p1