左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

理科の探検(RikaTan)誌2017年4月号「特集:ニセ科学を斬る!2017」への読者感想

◎やはりスゴイ雑誌。とても濃いですね!
買って良かった。必携!。


◎「『ニセ科学を斬る!』か,以前もあったな」と思いつつ,今回もひきつけられました。純粋な科学の目からの記事も勿論ですが,前回の「江戸しぐさ」,「今回の「反オカルト論」等,「思い込み」に対する警告がとても面白いですね。


ニセ科学の特集があるたびに、ニセ科学に飛びついてしまうことの危うさを学びます。「自分は騙されない」ではなく「いつ騙されてもおかしくない」という気持ちで、自分で真偽を判断できる力を身につけたいものです。


ニセ科学特集も4回目.やり尽くした感がある一方で,また新たなニセ科学が登場したり,一度打ちのめされて消滅したはずのニセ科学が名前を変えて登場したりと終わりなき戦いのような気もします.しかし,このような雑誌・記事を出していくことでニセ科学根絶につながる,少なくても出さないともっとひどくニセ科学がはびこると信じています.


ニセ科学を斬る!を楽しく拝読しました。私自身も高校の化学の教員をしていますが、生徒達があまりにも非科学的なものを信じていて愕然としてしまうことがあります。今号はかなりわかりやすく記述されていて、生徒への説明にも適していると思いました。この特集は是非、継続を!


◎とにかくおもしろい!ただ、普段、科学読み物など全く縁のない方には、読みこなすにはハードルが高すぎるかもしれない。本の中に小中学生向けぐらいのスタンスで書かれているものがあってもよいのでは?


◎特集「小学生にもわかるニセ科学入門」が2007年8月号、「ニセ科学を斬る」が2008年に連載されましたね。
それでもネタが尽きないというか、似たような問題が引き続いているというか、まだまだ頑張らないといけませんね。


◎特集「ニセ科学を斬る!2017」で『反オカルト論』の反響(高橋昌一郎)と週刊誌の健康・医療記事はどこまで信用できるのか?(小内亨)が特に良かった。我が母は新聞の広告欄のタイトルだけで信用しています。新聞も少しは考えて欲しいところです。


◎今回のニセ科学を斬るは、思わず夢中になって読んでしまいました。
化粧品、放射能など、知らないとそのまま鵜呑みにしてしまう事実に、自分自身の未熟さを感じました。


◎作って楽しむ正多面体の不思議の実験がとてもわかりやすかったです。また、高校一年生で習うオイラーの多面体公式が世界で二番目に美しい数式だと読んで驚きました!知っている式がそんなにすごい式だとおもいませんでした。また、化粧品の特集も高校の先生が話してくれたものをもっと詳しく説明されていてなるほど!と思いました。また、数学に関する記事や身近な内容の記事が読みたいです。