左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

左巻健男がEM菌批判をするきっかけの人がいる

 ぼくがEM(EM菌)が「ニセ科学の総合デパート」と確信したのは、あるジャーナリスト(+大学客員教授)がぼくが責任運営をしたニセ科学問題分科会の主催者にクレームをつけてきたことだった。
 自称の肩書きは高いのに低レベルなクレームで驚いた。
 その時彼が何故そんなことをするかは謎だった。


 後で彼がそのEM批判の新聞記者やライターや学者、所属組織にEMの会社員と一緒にクレームをつけて回っていることを知った。
 わかったのは彼は自分の会社サイトには公表していないがEMの会社の顧問だった。
 正々堂々と自分はその顧問だと公表してからクレームつけをやればいいのに。そんな卑怯なことをするのだろう? ぼくはその会社のために正々堂々といえないことをしているというやましさかもしれないと思った。だとしたら哀れだ。
 自称ジャーナリストだが単に自分の所属会社のための行動ではないか。これからでも即時その自分の地位を公表してほしい。


 ぼくは比嘉照夫本やウェブサイトのEMについてを読んで、いろいろ問題を感じてそのニセ科学性を指摘するようになった。
 本当に彼のクレームのおかげだ。
 ぼくのEM批判は『ニセ科学を見抜くセンス』新日本出版社9/29の第1章にまとめた。世に知らせたい。
 なお彼の名前を伏せておく。