左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

ツイッター(アカウント samakitakeo)4/03〜07

どうも「原子力に詳しい」管首相と斑目氏の原発訪問は初動を遅らせ、今の事態を招いた大原因の1つのようだ。6日の吉井議員(共産。京大原子力出身)の質問で明らかに。


TVで原発の仕組みはシンプルって思った人が多いようだ。モデル図だからなのに。実際はパイプが張りめぐらされ、ポンプが何百もある。外部からの受電ができて照明はついてもそれらが地震や海水による腐食でやられて循環しての冷却ができていない。非循環の注水・放水で高放射能の水が出るばかり。


りかこさんのRikaTanブログ http://rikatanrikatan.cocolog-nifty.com/blog/ 快調だ。体調が悪かったりかこさんが復帰。くみたんは元気。#rikatan RikaTan(理科の探検)誌はアマゾンで一時品切れになったが補充されたようだ。


昨日は某浄水器販売会社からTV通販へ推薦の出演依頼。即断った。 某出版社から絶版になっている、5万部近く出た本をリニューアルして7月に出したいと。もう同じような本を何冊か出しているからと断ったのに是非にと。


1996年原子力政策円卓会議を11回開催。推進派はこぞって、反対派は吉岡・高木さんら(推進のアリバイづくりに利用されるのに警戒した人らは不参加)。当時は「もんじゅ」事故と共に巻原発建設の住民投票で反対が圧倒的多数。そのときの議事録を見ると推進派も安全強化するのかと期待させた。
しかし、その後国民が喉元過ぎれば…で無関心化していく一方「原発必要悪論」「原発安全論」が巨費を投じて宣伝されていった。捏造、隠蔽、事故は続いたが安全よりコストの体質は変わらなかった。「トイレ無きマンション」のまま。


ザトウクジラ:小笠原島クジラウォッチング http://d.hatena.ne.jp/samakita/20110331/1301545026 写真1枚だったのを3枚に増やした。ザトウクジラが潜るときの尾っぽの写真。少し気を抜かないとね!


ブログに「アラカン夫婦のテント担いで西表島ジャングル横断」1〜3を入れました。健脚なら日帰りもできるコースですが、テント泊を入れて亜熱帯のジャングルを満喫しました。http://bit.ly/f8RTKb 横断中に今回の地震があった!知らずにジャングルの中を…。


青木理さん(週刊現代4/16):御用学者、御用記者、御用文化人といった輩は、どんな分野にもいる。ただ…事故をめぐる…言動は常軌を逸したものが多すぎる。…原発CMで「安全性」を強調していた女性評論家は…。この愚劣な言動の裏にあるのは保身なのか、それとも恥知らずなだけなのか。
青木理さん(週刊現代4/16):08年の大阪の毎日放送のドキュメンタリー「なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所“異端”研究者たち」の後日談。関西電力は猛烈に噛みつき、同局の全番組から広告を引き上げ、「原発がいかに安全か」講習を局幹部が受けるようにねじ込んできた。
青木理さん(週刊現代4/16):信念を曲げてすり寄れば甘い汁が待っている。いや、実は自らの信念すら持たず、ひたすら利得に群がる恥知らずが、この国には跋扈している。程度の差こそあれ、ひょっとすると私やあなたも覚えはないか。→昔紺野美佐子の番組に実験で出たが東電原発CMが。


非常用の水の確保、こうすれば冬は3か月持つ!をブログに:http://bit.ly/hH6iLD 阪神大震災に学んだ水の専門家が実験をしてOKの方法です。


ツレの中学時代の偏差値は73、ぼくは37。足して平均すると普通w。運がよくて大学教員。努力と運は共に必要。今の大学に中学校教員をしていた若い時の教え子が事務職員でいて理科授業をよく覚えているという。東大附属にも院生の時のバイト中学校講師の教え子が養護教諭でいて影響を受けたという。


アントニア猪木、AC広告で「間違った情報に惑わされないようにしよう」。さすが電事連の1億で凍結派の150万を返して推進派選挙応援に行った(元秘書告白)だけのことはある。今まで金で買われた学者や経営評論家に惑わされて原発なきゃダメって思わされていた(いる)人多いよな。


今月末に出る『たのしい理科の小話事典 小学校編』(東京書籍)の前書きを書いていた。一部:私たちが、この本を書いたのにはわけがあります。・自然科学はおもしろい・身のまわりにも自然科学やそれが応用された技術がいっぱい ズバリこのことを読者のみなさんにわかってもらいたかったからです。


山口二郎北大教授の東京新聞コラム:多くの学者は電力会社と一緒になって、今回の地震津波は想定外だったと言い訳している。しかし、それは嘘である。…主流派の学者はそうした議論を無視し、危機を想定しようとしなかっただけである。…学者にも族学者が存在する。原子力の世界はその典型である。


実は原子力の主流派の「専門家」の考えは「真理の探究という学者の責任を捨て、特定業界の利益追求にお墨付けを与えてきた」(山口二郎)ものであるかもしれない。放射線と健康を巡る専門家の言説(○ミリシーベルト以下は安全、ただちに健康に…等)にその臭いを感じる。