国際がん研究機関の発がん性物質グループ1((ヒトに対する発癌性が認められる)にアルコール飲料が入っているのを知って飲んでいる人はどのくらいいるのかな?タバコやガンマ線は有名だけどアルコール飲料も同じグループ1だよ!(飲みながら…w)
平均寿命より「健康寿命」(介護を受けたり病気で寝たきりにならず、自立して健康に生活できる年齢)が重要。2010年の統計で日本人の健康寿命は男性で70.42歳、女性で73.62歳(厚労省)。平均寿命より男女差が小さい。平均寿命との差は男性は9年余、女性は約13年。
「新しい高校物理の教科書」16刷り、「大人もハマる週末面白実験」4刷りが送られてきていた。共に講談社ブルーバックス。
『プレジデント』誌3.4号に鎌田浩毅さん@京大の『面白くて眠れなくなる地学』PHP書評。昨年の12月に出した本ですが、このように専門の研究者から大変お褒めの言葉を貰い、感激しています。書評全文→ http://d.hatena.ne.jp/samakita/20130227/p1
左巻健男が2000年初版の水の本に書いたこと:(水道水中の発がん物質トリハロメタンについて)どの程度に恐がればいいのかを考えたいものです。筆者は、次の小島貞男さんの言葉に同感しています。“私が、トリハロメタンを恐がることはないというのは、相対的な話なのです。(その1)
つまり、人間の生活というのは、いつも何%かの危険性のうえに成り立っているということを、前提として考えているからです。現に、この部屋にいても、いつ飛行機が落ちたり、大地震が起こるかわからないけれども、われわれは心配せずに暮らしている。(その2)
現在程度の濃度だったら、トリハロメタンの危険度は一生の間に海水浴に1〜2回いく、あるいは飛行機に一回の程度のものだから、その程度に恐がるべきで、トリハロメタンだけを極端に恐れることはない。(その3)
つまり、危険感覚というのは、バランスを保った恐がり方をすべきだと、私は、思っているわけです。 しかし、放射能だって、トリハロメタンだって、ないほうがいいには違いないから、減らす努力はしなくてはならない。しかし、今にも死んでしまうかのように恐がることはない。(その4)”(小島貞夫さん→中西準子対談シリーズ1『日本の水道はよくなりますか』亜紀書房) 水道水はミネラルウォーターなど他の水と比べて厳格な水質基準に適合して供給されている水です。トリハロメタンを心配しすぎて、それによる精神的ストレスのほうが健康によくないでしょう。(その5
(左巻健男『入門ビジュアルエコロジー おいしい水 安全な水』日本実業出版社 2000.8からの引用でした。絶版。一部は『水はなんにも知らないよ』ディスカヴァー・トゥエンティワンに練り直して活用←紙の本もキンドル版もある) 以上です。恐がりかたって難しいですね。
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