あの当時、英雄視されたテレビや記事を見て違和感を抱いていた。
津田信さんの『幻想の英雄−小野田少尉との三ヵ月』を読んだ。
本当に幻想!ぼくは小野田氏の人間性に戦慄。ぼくは横井庄一さんのほうに共感する。
小野田氏は、権力者達にうまく利用された感じがする。
その後も夫婦で日本会議だしなあ。
小野田寛郎氏のゴーストライター津田信さんの本からわかる彼の「投稿」のポイントはこれだね!
>ニャン☆太郎(NAN) @nyanhositaro「小野田寛郎が最も恐れていたのは島民の復讐だったと推察していたが、彼の性格を知るに及んで、もう一つ、彼が恐れていたものに気づいた。それは復讐を恐れると同時に、その恐怖心を第三者に見破られることである。この二重の恐怖から逃れて安全に山を降りる唯一の方法――それが上官の命令だった」
津田信さんは、ルバング島で30年戦争を続行、帰還して英雄になり、2014.1.16に亡くなった小野田寛郎氏のゴーストライターを務めた。
その手記は、真実を歪めて書いたものだった。
その罪の意識から、津田信は、3年後の1977年6月に、手記代筆の真相を暴露した書下ろしノンフィクション『幻想の英雄−小野田少尉との三ヵ月』図書出版社を刊行した。
『幻想の英雄』小野田少尉の手記を書いた作家の津田信さんのご子息が全文公開している。
http://junpay.sakura.ne.jp/index.php?option=com_content&view=category&id=49&Itemid=77
【2018/06/14追記】
この記事の閲覧者がいたので、全文公開のサイトはあるかどうか見に行った。
*全文公開は、2014年8月いっぱいで停止しました。
*なお、本書は電子書籍化(有料)しましたので、そちらで 読んでいただけるとありがたいです。
小野田少佐との三ヵ月「幻想の英雄」 津田信 (2014/8/4) - Kindle本