左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

1つの原発に原子炉6基のわけ

浜通りは福島のチベット。さいわい東電に目をつけていただいた。まったく喜びにたえない(当時の知事)」。


 浜通り原発銀座に。そして電源3法交付金等で豪華な施設群。


 しかし、交付金は期限有り。要多額の施設の維持費、地方債の急増、それなのに収入急減。


 核燃料税、周辺地域交付金、電力移出県等交付金を新設。
 それでも苦境に。
 そこにサタンのささやき→「もっと原発を!」「1基あるのも、2,3基あるのも、同じじゃないか」。際限のない悪循環の結果。
 (参考:柴野徹夫『そこに原発があるけれど』あけび書房1998)


追記:今では「原子力発電施設等立地地域振興特別措置法」(原発振興特措法)が成立。
 「地元振興対策として配られる電源3法交付金」を5年間から無期限に交付できるようにした。使途も緩和。