左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

EM菌比嘉照夫氏が依拠する関英男『宇宙学序章 グラビトニックス』2000(第3章 天文学奇論16~21p)を読んでみた!

EM菌比嘉照夫氏が依拠する関英男『宇宙学序章 グラビトニックス』2000(1~15p)を読んでみた!
http://samakita.hatenablog.com/entry/2018/05/23/093315
 の「続き」(その2)である。

 

関英男『宇宙学序章 グラビトニックス』2000(第3章 天文学奇論16~21p)

 

※まさに奇論! 幽体離脱、瞬間移動で宇宙のセンターに行ってきたという人のことを全面的に信じて宇宙の構造を考えるというトンデモぶり。

 

第3章 天文学奇論
3.1 宇宙のマクロ構造
 「幣学園出版の「深宇宙探訪記」(オスカー マゴウチ著)を読むと、クエンチンという宇宙センターの幹部で地球管理責任者はUFO等に乗らないで、肉体のまま、宇宙の何処にでも瞬間移動が可能である。そうしてみると、大宇宙全体の構造は手に取るように分かる筈だと考えても差支えない。そのような能力者に接近している人々(マゴウチさんもその一人であるが)があることを知ってみれば、大宇宙の構造が判明しているとしても不思議ではない。図3-1はそれを原理的に表現したものである。」

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 「図3-1で、I、Ⅱ、Ⅲ、……、Ⅶとローマ数字で番号だけ書いてあるのは七つのスーパー・ユニバースを表わし、われわれが宇宙といっているのはⅦ番目のスーパー・ユニバースの中だけであるから、全体の大宇宙の7分の1以下の宇宙しか知らないということである。」

 「図3-1の大宇宙センターに黒丸が書いてあるが、これは空間では球体構造になっていて、これが大宇宙の頭脳に相当する。この大球体の中に多数の小球体があって、仕事の内容によって分担制になっている。」

 「筆者は大宇宙を1個の生命体と考えている。…宇宙の涯からセンターに到達するのも瞬間である。…光や熱に変換されない重力波は瞬間に地球に到着し、グラビトンとして、生物に活気を与えることになる。
 …センターのすぐ近傍の7個の黒丸は至高の神々であり、その外側の50の点は宇宙警護者評議員であって、その中の一人がクエンチンさんで、地球担当の責任者である。
 20世紀より21世紀への転換期に際し、この人々が従来になくわれわれに関係深くなってきた。ちょうど国会議員が法律を制定するように、これら50人の評議員は宇宙の法則を制定し、そこで決定されたことは全宇宙人が厳格に守る義務を負わされるのである。」

左巻健男注:クエンチンという人は、年齢が3万5千才で、宇宙警護者評議員。創造主の信任により地球担当の司令官を命じられている。輪廻転生の期間を考えると数億年の経験あり。)
左巻健男注:マゴウチ。関氏の別の書籍ではマゴッチ。TV会社に勤務したことのある電子技術者。クエンチン同様、瞬間移動ができる。97年に来日し、講演。船井幸雄氏とも会って話をした。関英男の主宰した「加速学園」の幹部的な役割を担い、ノストラダムスの解釈本を出している池田邦吉氏は、マゴウチと一緒に幽体離脱して宇宙創造の大神様に対面という。池田邦吉氏は大神様から信任の厚いクエンチンから情報を得て、ノストラダムスに示したという。)

 

3.2 宇宙の階層性
 「図3-1の中央にある球体の中は上に説明した不可視のクォーク回路の極致であるような情報処理装置か秘められているので、宇宙の住人一人一人の事情を授受しているものと思われる。これを現在発達したからといって地球上のIT常識で考えてはならないのである。」

左巻健男注:図3-1の中央にある球体とは、宇宙センターである。ここは、中心へ向かうにしたがって明るさを増し、豊かな色彩に覆われ、その大中心は一大金色光明の世界になっていて、宇宙創造の大神様がいる。人類1人ひとりの側には監視人がおり、念波を使って、宇宙創造の大神様がいる宇宙のセンターに、時々刻々と行動や思想を報告している。それが処理されてまた時々刻々と戻ってくる。つまり、宇宙創造の大神様は常に我々の側にいる。)

左巻健男注は、関英男『生命と宇宙』をもとにしている。