左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

サイエンスカフェ12/17「ニセ科学」の様子(写真)

三鷹「星と風のカフェ」でのサイエンスカフェ12/17「ニセ科学」終わる
http://d.hatena.ne.jp/samakita/20091219/1261179664


 担当の「さかさパンダ」中川さんから写真を送って貰いました。
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12月17日18:30〜20:30
ニセ科学商品にあなたの財布と心が狙われている
左巻健男さん  (法政大学教授 「RikaTan理科の探検」編集長)


 今回のサロンは、年末の忙しい時期にもかかわらず26名もの参加者
が集まり、満員御礼でした。初めての方や、遠方から駆けつけてくださ
った方も多く、左巻さん人気のパワーや、「ニセ科学」への関心の高さ
を感じました。中には左巻さんの著書「水はなんにも知らないよ」で、
「二セ科学」に興味を持ったという参加者もいました。


 
 発行後も増版を重ねている左巻さんの本ですが、それに対してニセ科
学をあたかも本当の科学のように見せかけて語っている本の方が、案外
書店では売れてしまうという笑えないエピソードでお話はスタートし、
参加者の眼差しも真剣でした。

 左巻さんのお話には「マイナスイオンをうたう家電商品に、なぜその
発生機能のON/OFFスイッチがあるのか?本来はONのみでよくOFFは必
要ないはず」「焼き魚などのコゲに発ガン性があるというのは嘘ではない
が、毎日ドラム缶に何杯分かの大量のコゲを摂取した場合のことを言って
いる」等、具体的な例が多く、参加者一同目からウロコでした。

 
 後半のカフェタイムも、参加者の疑問にユーモアを交えながらも真摯
に丁寧に答えていただき、閉店時間が過ぎても話題は尽きませんでした。
閉店後は会場を移して有志での2次会も開催され、お話はあらゆる方面
にひろがり、サロン後のサイエンス居酒屋も夜更けまで盛り上がりまし
た。 (文責 中川律子)