今日はゆっくり自宅でTVを見たりしていたのですが、ある番組に「放射線教育フォーラム」の松浦氏が出ていました。
いうことが、水道水の放射性ヨウ素について「日本は厳しめに限度を決めているので安全、安全」といういいかたでした。そのサイトを見るとJCO事故の時核物理がわかってんのかと恥ずかしい対応をした有馬朗人氏が名誉会長。
このフォーラム、教員対象フォーラムを開いて教員にある考えを普及してきたようです。後でゆっくりその財政を調べてみようと思います。
教育界というのは原発推進イデオロギーに汚染されているような気がします。
学習指導要領にも影響を与えてきたようです。
いろいろな経路でお金も注がれてきました。
*京都時代、関電のエネルギー環境教育のWSに出ていたのでよくわかります。
今日は朝日新聞から取材を受けましたので明日の記事に出るかも。
明治図書の社会科教育誌からの資源エネルギーについて原稿を依頼されました。
「日本は原発無しにはエネルギー政策がダメ」という考えの人が多いと思います。それはもしかしたらうまく洗脳されたからかもしれません。
ぼくが数十年前、中学校理科検定教科書の編集委員・執筆者になったときに原発をどう扱うかは難しい問題でした。以後いつも緊張を強いられる箇所でした。
そこは文部科学省(文部省時代も)、いつもあるところから原発について推進できるように内容を展開しろとされてきたからです。何せ国策ですから。
そして教員もそういう中で自然放射線の中で生きているから放射線は問題ないとか、原発がないとダメなんだとかのイデオロギーを知らず知らずのうちに植え付けられてきたように思います。
もしかしたら自分はそのようなイデオロギーになっていたという人は自立的にいろいろ考えて見るとよいと思います。(もちろんぼくの個人的な意見です。)