左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

比嘉照夫氏は「EMの抗酸化作用」言及が薬事法違反を認識していながらウェブに書き散らす。違法では?

 ここのところ朝から晩までニセ科学批判本の原稿を書いています。
 例えばいま原稿に追加したものをほんの一部あげておきます。


●EM比嘉氏は薬事法違反を認識していながらウェブに書き散らす
 EMの比嘉氏は、「第63回 新・地球を救う大変革」(新・夢に生きる) http://www.ecopure.info/rensai/teruohiga/yumeniikiru63.html で、


「今では、健康や医療の分野で抗酸化効果があるとして商品を売り出したり、活用することは薬事法違反に問われてしまいます。」


「当初、「新・地球を救う大変革」は地球上の環境問題で最も解決が困難とされる「放射能汚染対策」がEMで可能になったことと、病気のほとんどを予防または治療し得るという結論に達したために書かれたものでした。ところが、その効果は抗酸化作用が関わっているため、当初書かれた医療健康に関する最も大事な章の大半が薬事法に触れるという理由で、最終校正が終わった段階で、すべて削除されることになってしまいました。」
 と述べている。


 つまり、発行元のサンマーク出版との話でEMの医療健康に関する内容が薬事法に触れると認識したわけだが、その後も「EMの抗酸化作用」をウェブに書き散らしている。これは違法ではないのだろうか。