【EMを本格的に批判しようと思ったのは自称ジャーナリストのおかげ】
EM菌は乳酸菌や酵母はあるようなのでその働きはあるだろうとニセ科学として批判するのはあまりしなかった。
するようになったのはジャーナリスト・大学客員教授と称する人のおかげである。
ぼくが運営した分科会のEM批判の報告に対してその上部団体に言い掛かりをつけてきたのである。
それで彼のサイトを見た。
なぜEM批判を攻撃するのかわからなかったが、そこで比嘉照夫氏が連載をもっていた。
その連載の内容が可笑しげであった。
なぜその可笑しさを見抜けないのだろう?
なぜそんなニセ科学宣伝をサイトでしているのだろう?
ジャーナリストや大学客員教授なら見抜く目をもって当然なのに、と謎だった。
サイトでEMを応援しているだけではなかった。
EMの会社と一緒になってEM批判者や属する組織にクレームをつけて回っているのも謎だった。
それがジャーナリストや大学客員教授の肩書きでなされていた。
本当に謎だった。
それからだった、EMについて比嘉照夫氏のものを貪り読んだ。
「EMはニセ科学の総合デパート」と思った。
比嘉照夫氏の批判側を爆破するとかまとめて裁判で賠償金をとるとかという普通ではない人間性も知った。
北朝鮮を国家的に巻き込んでEMモデル国家にするということの大失敗も見た。
そしてついにその人が「EM研究機構顧問」であることを知った。
その証拠が複数ある。
彼のおかげでEMをちゃんと批判しないと日本は可笑しくなると思うようになった。
正々堂々と「EM研究機構顧問」であることを明示してほしいと思う。
「EM研究機構顧問」がその立場を隠して公正ににジャーナリストとして取材しているかのようにしてEM批判者を罵ったりしている。卑劣ではないか。
彼のおかげで本格的にEMを検討したので、ぼくは『ニセ科学を見抜くセンス』の第1章で扱ったのだ。(以上)