左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

個人情報の扱いについてヒノキヤグループに質問した!(DND出口俊一氏【EM菌擁護・推進者】代理人からの通知書に関して)

※今回の出口氏代理人通知書は、ヒノキヤグループの個人情報の扱いとして、

・方針に認められたものなのか?

・第三者への流出とは言えないか?(出口氏代理人は第三者ではないか?)

・「お問い合わせ窓口」などへの問い合わせ内容の「目的外使用」に当たらないか?

 

    DND出口俊一氏代理人(弁護士)から「通知書」が送られてきた。
 弁護士は出口俊一氏と左巻健男の裁判時の出口氏側だった。比嘉照夫氏と朝日新聞の裁判時では比嘉照夫氏側だった(この裁判時に比嘉氏側陳述人だった)。ぼくとの裁判はぼくの完全勝利、朝日新聞との裁判は朝日新聞の完全勝利だった。

 その通知書の内容である。

平成31年3月4日

 当職らは,出口俊一氏(以下「通知人」といいます)の代理人として,以下のとおり通知いたします。

1 貴殿は,平成28年3月に,株式会社桧家ホールディングス(現・株式会社ヒノキヤグループ。以下「ヒノキヤグループ」といいます)本社(千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラスト タワー本館7階)に対して,「貴社の社外取締役に出口俊一氏がいるのですが,いくつかの機関に(中略)貴社の名刺などを出して(中略)クレーム活動をしています」(同 3月6日付),また「貴社の名刺がクレームのさいに使われています」(同6日付),さらに翌7日には,通知人のヒノキヤグループ取締役の名刺の画像を添付のうえ,「これはK大学に(中略)出口氏が大学に提出した名刺です。(中略)貴社の名刺などを出してクレームをつけました(中略)貴社の名刺も活用してさまざまなクレーム活動を行っています」(同7日付)と,あたかも通知人が取締役の名刺を使ってクレームに及んでいるかのような事実無根のメールを繰り返し送りつけました。
 それ以降も,貴殿は,現在に至るまで「(通知人が)EM菌批判側へ圧力をかけるのに,そこの取締役の名刺を出す気持ちがわからない」と,通知人がEM批判者に圧力をかけるために取締役の名刺を利用したかのような虚偽のツイート,ブログ掲載を繰り返しています。
 しかしながら,通知人がヒノキヤグループ取締役の名刺を差し出してクレーム活動をしたことは一度もなく,貴殿がヒノキヤグループ本社に宛てたメール内容は全くの虚偽であり,通知人の社会的信用を著しく害するものです。

2 通知人の取締役の名刺に関する実際の経過は以下のとおりです。
  通知人は,神田外語大学の事務局長に対し,飯島明子准教授(以下「飯島准教授」と いいます)のツイート(通知人から「恫喝」の電話が職場にあったという内容)について,大学の広報に電話で飯島准教授の在籍の確認等の問い合わせをしたことが,なぜこのような「職場に恫喝の電話」というツイートが投稿されたのか,その事実関係を確認するため,平成26年12月16日,同大学の広報に事前に電話し,アポを取り訪問しました。そうしたところ,広報担当者と事務局長は,通知人から電話があったことは伝えたが,その電話は「恫喝」という飯島准教授がツイートしている内容ではなく,そのような内容を飯島准教授に伝えた事実もない,と「職場に恫喝の電話」があったことを明確に否定しました。25分あまりの面談の最後に,通知人は,上場会社(東証一部)の社外取締役であるということを初めて明かし,名刺をお見せしました。すると,事務局長自ら(通知人の)名刺をもらってもよろしいですかとの求めがあり,通知人は,これに応じて「ご参考までに」と念を押したうえで名刺を渡したのです。
 しかし,その後,本来個人情報であるはずの名刺が,通知人の了承なく飯島准教授にわたり,さらには貴殿に流れ,貴殿のヒノキヤグループ本社に対する業務妨害にこの名刺が悪用されたのです(このことは個人情報保護法の観点からも重要な問題であると指摘せざるをえません)。
 そのうえ,貴殿のメ一ル送信と相次いで,他の匿名者からも,「出口氏の行為は,単なる苦情ではなく,脅迫にも似た圧力を掛ける行為であり,御社の名刺を出して当該行為を行っていることは御社の名誉を大きく損なう行為であると考えられます(中略)そのような人物を3月末の株主総会において再任する予定とのことですが,これお(ママ)再考し,他のクリーンな人物を社外取締役とするお考えはございませんでしょうか」とのメールが送られ,貴殿が他の者と共謀して通知人への業務妨害行為に及んだことも明らかです。
 したがって,通知人は,貴殿に対して,損害賠償として金100万円及びこれに対する遅延損害金を支払うよう求めるとともに,本書到達後1週間以内にヒノキヤグループ本社に宛てたメールの内容及びブログ等が誤りであったことを謝罪するよう求めます。
 上記期間内に,何らの誠意ある対応がない場合は,法的措置も検討せざるを得ませんので,その旨ご承知おきください。
 なお,本件につきましては,当職らが一切の委任を受けておりますので,今後の連絡は当職ら宛にされますようお願いいたします。
                             以上 

 内容的にはすでに裁判で決着済みで、判決を読んで貰えばいい。

 ぼくがとくに問題だと思うのは、この通知書に左巻健男がヒノキヤの「お問い合わせ窓口」に出したものがふくまれていることである。ヒノキヤの個人情報の扱い方では、「社員や経営陣は、「お問い合わせ窓口」に出されたものを使って、このような通知書(個人相手への恫喝的なもの)は許容されるのか?」という問題だ。

 しかし、広報へと「お問い合わせ窓口」から質問したが、次の返事だった。

お世話になっております。
このたび、ヒノキヤグループお問い合わせフォームよりご連絡をいただきました、貴殿と弊社社外取締役 出口 俊一氏との事案に関し、弊社は一切関与しておりませんことをご連絡いたします。
つきましては、ご質問いただきました内容についても、回答いたしかねますので何卒ご了承ください。
以上、よろしくお願いいいたします。
 株式会社 ヒノキヤグループ

 経営陣の一員である取締役がしたことが「弊社は一切関与しておりません」なのか。
 一切関与してなくて「お問い合わせ窓口」に出されたものがこういう通知書に使われてしまうか。ぼくが考えるのには、「お問い合わせ窓口」に出されたものが出口氏に渡すことはあると思う。しかし、そのときに「これは個人情報だからこれを使って何かをしないように」という注意はすべきだった。あるいは常日頃から個人情報の扱いについては社員、経営陣に啓発しておくべきだったと思う。
 少なくても「事情をお調べして後ほどその結果をお知らせします」ではないのか。
 
 また、「お問い合わせ窓口」に出された匿名者のものが通知書に出されている。ぼくのような第三者に知らせてしまっていいのか。これは匿名者のものだからどう使ってもいいという方針なのか。
 「貴殿が他の者と共謀して通知人への業務妨害行為に及んだことも明らか」ということは、ヒノキヤが出口氏にそのような根拠(問い合わせの時に入力した情報)も示したと言うことなのか。
 はっきり述べておくが、ぼくはその匿名者と共謀したりしていない(出口氏と代理人は明らかに主観的な妄想を述べているとしか思えない)。

 ヒノキヤの個人情報の扱いを質問したので、ヒノキヤが誠実に回答することを希望している。ヒノキヤへの質問は次のようである。

ヒノキヤグループに「問い合わせ」をした!(EM菌推進のDND出口俊一氏代理人からの通知書について)
- 左巻健男&理科の探検’s blog
http://samakita.hatenablog.com/entry/2019/05/24/094027
 をお読みください。
 私に貴社の取締役の代理人から通知書が来ました。
 その中に貴社の「お問い合わせ窓口」に出したものが引用されています。
 さらに匿名者のものも引用されています。
 これは貴社の個人情報の方針に沿って行われていると思います。
 なぜならこの件について問い合わせをしたら、広報から弊社にはまったく関係がないという返事が来たからです。
 私は、貴社が取締役個人が個人情報の管理でミスが生じさせたことを謝罪した上で、質問に誠実に回答いただけるものと思っていましたが違いました。
 ツイッター@samakikaku Facebook左巻健男(友達限定)などでもこの件を知らせています。Facebookでは貴社のものもフォロー中です。コメントはしていませんが。
 貴社の個人情報の方針を再確認し、私としては今後こういうことがないように社員(広報もふくめて)、取締役の教育をお願いするものです。