左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

表大雪の黒岳−旭岳を歩いてきました!

 同行する青野さんから「天気が崩れそうですが、どうしますか?」といわれたとき、右膝の痛みから、「山をやめて島にでも行くか」と思いました。ツレから「登山は無理ではないの」といわれていました。
 9日に黒岳石室(いしむろ)に入ってしまえれば、10日が楽になる、ということで、登山を決意。
 歩きの前半には膝痛もときにでましたが、旭岳まで行ってから石室に戻るまではまったく膝痛が出ませんでした。それで初期の目的の黒岳−旭岳を歩くことができました。
 鏡を見ると、顔が日に焼けています。アラカンにして、未だ山を歩ける幸せを感じます。顔の見かけだけなら実際の歳より10歳くらい若く見られるかな、と思いました。
 黒岳を下りる途中、雨が降ってきました。天気がよいうちに歩けました。それもラッキーでした。


 科学教育研究協議会大会の後、7日に淡路島で水道関係の式典で記念講演をしてから自宅に戻り、9日には青野さんと北海道大雪山系の黒岳石室に泊。ロープウエイとリフトで7合目まで行けるので、羽田9:30発の便で行ってその日に黒岳山頂に立つことができました。
 10日に中岳を経て間宮岳から旭岳を往復してから北海岳を経て黒岳石室に泊。その夜は星を見る会も行われました。久しぶりにくっきりと天の川を見ました。
 今日(11日)は、山を下り、温泉にも入り、北海シマエビも十分食べ、今夜はススキノ「ちばのや」で青野さんと反省会および今後の遊びの予定です。


 天気がよいと、簡単に2千メートル級の山々に簡単に登れる表大雪ですが、昨年のトムラウシ山の事故の影響もあり、登山者が少なかったです。


 ガイドブックに「7月下旬から8月上旬にかけては特に混雑し、泊まれないこともある」とされる黒岳石室は、9日、8割方空いていました。
 10日は星のイベントもあったせいか空いていたのは5割方でした。


 いざというときのためにテントも担いでいきました。
 着替えやちゃんとした雨具など装備もしっかりすれば、悪天候でない限り大自然を満喫できるのに、と思いました。