2年前の冬にネパールで半田さんという人(高校生物教諭)と知り合いました。それで、半田さんが識字教育をサポートしているネパールの村で先生方(中学校・高等学校)に理科実験指導をすることを依頼されていました。それをこの冬にやろうと思いました。
今のところ村で27から29日くらいまでで、そのなかで実験指導をします。その後は観光的なことをして5日あるいは7日に帰ってきます。
少し参加者を呼びかけて(新理科教育MLとRikaTanの委員ML)、参加者はすぐに締めきりました。
半田さん以外7人(うち女性3人)です。その参加者に科教協大会のプレ研究会に行ったときにぼくの話に賛同した神戸の觜本格さん、森本雄一さんなどがいます。ぼくのツレも参加です。そのときの合い言葉が「人生は1回きり」。
貧しいというのはどういうことか、識字ができない人の識字教育への熱意などもふつうはできない村のホームステイで実感できると思います。
ぼくは先進国の理科教育を視察することが多いのですが(今年はアメリカのNSTAに参加してきました)、考えるべきは貧しい国の教育ですね。
今回、先生方への実験指導がメインです。できれば村の子どもたちに実験を見せるようなこともやりたいとは思っています。
こういう貧しい国への先生方などへの支援活動ですからツレもいつもは「お正月は駄目…」と言っていたのを参加になりました。
12月29日か30日まで村にいたら後はふつうの観光です。ヒマラヤを望むミニトレッキング、世界自然遺産のチトワン国立公園(前に行ったときはゾウに乗ってイッカクサイを見ました)などを考えています。
【半田さんとのやり取り】
2010-08-19 今度の冬はネパールの村で理科実験の指導の予定
http://d.hatena.ne.jp/samakita/20100819/1282223495