新理科教育MLに、「どうやら、アルコールランプを直していた棚がもっとも燃焼がひどい箇所だったとのようで、アルコールランプが発火、爆発の原因となって、その後、ガスボンベへ引火、爆発というような状況らしいです。」という追加情報が寄せられました。
それへのぼくのコメント。
「アルコールランプを直していた棚がもっとも燃焼がひどい」からそれが原因というのは難しいですね。原因と結果の問題。
アルコールランプの管理が悪かったりすることは小学校ではよくあるように思います。それが原因だとするとすでに何度も準備室でのアルコールランプの発火・爆発が全国で起こっていそうです。
今回、ガスコンロの出し入れをしているので準備室が空気の流れがない密閉状態に長時間あったとも考えられないですね。普通に考えると授業後のガスコンロの管理に問題があったのではないかと考えます。*
とくに2時間目後の休み時間ですからちょっと長めの休み時間が控えていての片付けですしね。
本当に真相がはっきりするといいですね。
アルコールランプより、実験時の安全性はずっと高いですから、ミニ実験コンロからまたアルコールランプに戻るのはいいことではないですしね。
*アルコール類の気体と空気との爆発限界(爆発する体積混合率)は
エタノール 3.3〜19% メタノール 7.3〜36%
爆発限界になっていたところに静電気などの火花で点火・爆発というのは考えにくいのではないかと。