左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

新学期が始まった!

 本日から法政大学の新学期が始まった。入学式は昨日武道館でやったらしい。
 ぼくが属している「生命科学部環境応用化学科」は定員が80名だが入学者は102名。定員割れすることもなく、少しオーバー気味で入学者を迎えたのは今の時代よいことか。
 新学期最初の学科会議もあった。
 ある数十万部配布しているという某大手企業の冊子の特集に協力することになり、17時からは打合せをしていた。担当者は大阪から来て、本日のうちに大阪に帰るという。
 
 
 打合せが終わった後、新入生の「化学基礎」のクラス分けのための採点済み答案を見た。
 

 RikaTan誌 http://rikatan.com/ の6月号特集の一つは「爆発」。
 それで、手元にある「爆発」関係の文献を見ていた。
 『思いがけぬ爆発』(災害科学研究会 化学部会 H2年)というのがおもしろそうだ。図書館が捨てるというので貰った文献。もともと1930年にドイツでLanghans博士が刊行したもの。それをS30年に東大の修士課程にいた望月氏が一夏をかけて訳したものが謄写印刷された。それが訂正加筆されてH2年に印刷製本されたもの。印刷部数も多くはなかったろう。
 この書はRikaTan誌の原稿を書くのに大いに参考になりそうだ。


 あー、RikaTan誌の「爆発」原稿2本に、中学生向け「左巻先生の特別授業 理科」のテーマ選定(そして今月中に書かなければならない)、「やさしくわかる化学実験事典」の原稿をいくつも、と今週やらなければならない仕事がたくさんある。そういう仕事群に追われながらの生活は苦しい面もあるが充実しているのは確かだ。世の中に求められている仕事だからだ。
 明日明後日は講義もないので(火曜日は来週から講義開始)、大学に来て今週の仕事を片付けようと思う。