左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

ドライアイスを水に入れると出る白いモクモクの正体は?

 松川さんがモクモクは氷の粒だという説を述べています。定説は水滴ですね。

 ドライアイスを水に入れたとき出る白い煙(?)ですが、ぼくは固体、つまり氷の粒とは未だはっきりしていないように思います。

 その煙は、水中から出る水(状態は何であれ)がメインだと思いますが、空気中の水もある割合をしめるでしょう。
 ビーカーに入れて出た煙を例えば氷水を入れた丸底フラスコの底にあてると水滴が流れ落ちないでしょうか?ヨウ素の昇華のように氷の結晶がつきますか?

 ドライアイスは純粋な二酸化炭素ではありません。
 水が数%ふくまれています。

 氷からも液体の水からも表面から水蒸気になる現象は起こりますね。
 松川説は二酸化炭素の低温の泡の中の水蒸気が氷粒になるというのかな?

 氷粒にせよ微少な水滴にせよ、「核」が必要ですよね?
 この場合の核は何でしょうか?

 氷粒なら何らかの光学的なことで反射などをとらえることができるように思います。見かけでもきらきらした感じになるのでは?
 イメージとしてはダイヤモンドダスト

 ぼくは今のところ、気温が低いと氷粒もあるが、常温では水滴なのではないかと思います。
 決定的な証明を誰かして欲しいです。


参考:松川説
http://www.chart.co.jp/subject/rika/scnet/34/sc34-1.pdf