左巻健男&理科の探検’s blog

左巻健男(さまきたけお)&理科の探検(RikaTan)誌

左巻健男がインドで肝炎になった話

 インドで初めてラダックへ陸路で行ったときもうすぐレーの街というお茶屋で休憩。近くに小川があった。ついその水を飲んだ。「俺は何度もあの非衛生的なサトウキビジュースを飲んで平気だったんだ」という思いで。勝手に肝炎などに免疫があると思っていた。
 ラダックからデリーに戻り、メインバザールを歩いていると吐き気がした。道路は牛糞と雨でぐちゃぐちゃ。「俺は汚い環境でも平気だと思っていたのに、やはり清潔好きの日本人なんだな」と思った。


 エロティックな仏像彫刻の寺があるので有名な村カジュラホなどに行ってから帰国。激しい腹痛に病院で検査したら「肝臓が…」と。腹痛よりそっちが問題だと。即入院。
原因不明のウイルス性肝炎。実は吐き気はその症状だったのだ。鏡を見ると頬がこけていた。毎日チョコレート色の尿が出た。きっとヒマラヤ山脈周辺にあったE型肝炎。今なら、E型肝炎患者が増えているからすぐにわかっただろう。


 それでも又ラダックへ行った。ツレと。インドに着いて、デリーでメインバザールの安宿に泊まったら「もうこんな所に泊まりたくない」って怒られた。ラダックではまあまあのホテルに。
 ツレが、デリーのコンノートプレイスで靴磨き詐欺にあったのは、ラダックから戻ったときのことだ。↓
 http://d.hatena.ne.jp/samakita/20100713/1278982604