昨日は、JST研究費で研究した「市民の科学技術リテラシーとしての基本的用語の研究」の評価委員会(統括:村上陽一郎氏)だった。
研究の経緯は、 http://kagiyogo.rika.org/ にある。
とくに、約700語にしぼった基本用語の選定根拠や選定の妥当性を問われたが、結局は、リーダーのぼくのセンスで選定したというのが正直なところだ。
さすがに多額の公的なお金を使うだけあって(+科研費などの不祥事などもあって)この研究も中間発表や最終発表のシンポジウムなどもあり、最終報告書でやっと終わりかと思ったら、今回の評価委員会が待っていた。そのための書類づくりなど、ぼくの負担はとても大きかった。
もう外部資金はほどほどにとろうと思った。
今年度は大学の校費+研究費補助で約百万。ゼミ生もいないので(教職・教養系だからゼミ生を取る必要なし)校費は十分。それと科研費が60万台。
ぼくの研究だと高額な機材は不要。あまり研究費はいらない。それで1年間に計160万台もあれば十分過ぎるほどだ。
科研費の研究絡みで海外での理科のものづくり教育を視察に行きたいとは思っている。候補はオーストラリアタスマニア州かカナダのオタワあたり。タスマニアに行くならこちらが冬のときがいいな(あちらは夏)。今だと新型インフルエンザが心配。
あと科研費では研究協力者を集めて「ものづくりの会」をやりたい。
昨日はJST評価委員会を終えてから、某出版社で編集会議。
久しぶりに新理科教育MLに投稿。
つまらないプライド…ということが頭をよぎった。